卓上カレンダーは日本能率協会のC211を10年使っている
2013年はこのまま大過なく終わるのではないかと予感される10月を迎えていることを、まずは万物を司る神様に感謝したい。
去年の今頃は、早めに購入した2013年のカレンダーやほぼ日手帳が、果たして使う日が来るのだろうかと考えていた。
卓上カレンダーは日本能率協会マネジメントセンターが発行する「C211」を使い始めて10年になった。
C211は、月曜始まりのコンパクトな卓上カレンダー。
月曜日から日曜日まで、すべての枠が同じ大きさ。
タテは5列。
従って、一部のカレンダーに見られる第5曜日が第4と同じ枠内に併記されるようなこともない。
2013年版は、デザインが大きく改訂された。
1日の枠内の中間に薄いヨコ線がはいった。
これにより、午前・午後の予定が視覚的にわかりやすくなった。
月齢のアイコンが新たに印刷されたが、こちらは月を見上げる機会が増える・・とはいかなかった。
パソコンのすぐそばに月を見上げられる窓がある。
そんな一流文学作家か、売れっ子デザイナーのような書斎に憧れはするが、現実にはそういう環境ではない。
月齢アイコンがあることさえ、忘れていた。
2014年版では「シーズンカラータイプ」と題した商品が売られている。
季節毎に月表示の背景色が異なるもの。
販売開始当初は「シーズンカラータイプ」とクレジットがないものが併売されていたが、10月12日現在「シーズンカラータイプ」のみが販売されていた。
月表示の背景が季節毎(3ヶ月毎)に異なるのは、2014年が初めてではない。
実勢価格は693円。
少なくとも過去5年は1円も価格が動いていない。
ここから先は、製品側ではなく、使い方の変更について。
2013年からこのカレンダーに強い味方が加わった。
消せるボールペン「フリクション」だ。
カレンダーに書き込んだ予定は変更になることが、ままある。
日程が変更になった。
午前の予定は1つだと思って大きい字で書いておいたら2つになり、書き込むスペースが小さくてはみ出した。
「常用している薬」「マラソン練習」の計画など、日々のto do
いつでも消せることにより、安心して書き込めるようになった。
この価値変革は、人を自由にする。
特に几帳面な人にとって、カレンダーにわかりやすく正確な予定を書き込むことは、日常の初期値。
いびつに書き込まれたカレンダーには、違和感がつきまとう。
後で修正できるからと、遠慮無く書き込めるようになったお陰で、2013年のC211は例年と比べて格段に真っ黒になった。
正確にいうと、青インクを使っているので真っ青だが。
C211は2つのスタンドに「奇数月」「偶数月」に分けて入れている。
10月の場合「10月」「11月」が見えるようにする。
1つのスタンドには3枚ずつが入っているわけだが、過去の月を見たい時、全部を取り出さなければならないのは不便だ。
そこで、カードの頭に見出しタブを付けた。
実際には透明のメンディングテープにボールペンで数字を書いたもの。
透明なので、いかにも見出しという嫌らしさがない。
いまだ解決していない課題もある。
スタンドに入れて卓上に立てると、傾斜がある分、占有する面積も大きい。
机のうえはできるだけ、すっきりとモノを配置して、広く使いたい。
だが、C211付属のスタンドは角度が変えられない。
メンディングテープを貼りスタンドと本体の距離を調節してみたが、時間が経つにつれてテープが剥がれて元に戻ってしまう。
2014年は、物騒な対策をカレンダーに書き込まなくて済むよう、世界の平和を祈っていきたい。
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