ミモリアルソングス 遊佐未森 どや顔で「晴れ女?」
カウントダウンの前週、ニュースは台風27号、28号の多重襲来への警戒を伝えていた。
2つの台風が干渉して関東に居座った場合、コンサートが中止になるのでは?
そんな、心配すらしていたが、前日には2つの台風が消滅。
コンサート当日、台風一過。
見たこともないような、空気が澄んだ快晴に恵まれた。
晴れ女?
遊佐未森はステージでどや顔
雨の予報が一転して、穏やかで過ごしやすい日曜となった午後の渋谷。
世の中の元気な人達を一堂に集めたこの街は、穏やかな空気に包まれている。
人々のこころに広がった災害を逃れた安堵が、一時の休息を感じているようだ。
渋谷公会堂は、東京の渋谷にあるちょっと古い多目的ホール。
どれくらい古いかというと、前の東京五輪では重量挙げの会場になった。
なぜか重量挙げは客席を前面にしか置かないレイアウトで行われる。
2006年9月に改装した際、サントリーが命名権を購入し「C.C Lemon ホール」に改名。
2011年には契約が切れて渋谷公会堂の名前が復活した。
レモンの看板がとれた渋公に来るのは久しぶりだ。
まだ開場まで30分あるが、会場に着くと既に50人ほどが並んでいる。
いったい、何を並んでいるのかと先頭まで行くと、それは記念グッズ売場。
Tシャツ、マグカップ、パンフレット、そして遊佐未森が書いた羊のタオル。
そのとなりには「第1弾特典スペシャル・カード交換所」
チケットに【第一弾】と書いてあるのはそういう意味だったのか。
てっきり、全席にカードが置いてあるのかと思っていた。
カードを受け取って隣接のド・トールへ。
近くにはスタバ、MOSバーガー、サンマルクカフェもあるが、ここからならば、行列を眺めていられる。
ブレンドコーヒーを陶器のカップ&ソーサーに入れてもらう。
やはり、コーヒーはカップで飲む方が美味い。
グッズに並ぶ人は70人になっている。
なかには、入場の列と間違えて並んでる人がいるのではないか。
iPhone5で「遊佐未森」を聴きながら、集まってくる人々を眺めている。
東京の日没は早い。
午後4時を回ったばかりだが、さっきまで高く晴れていた空が、もう暮れてゆく空の気配を見せ始めている。
16:15
グッズに並ぶ人が100人を超えた。
いつの間にか、その隣にできていた入場を待つ人の列も50人。
開演間近に、わっと人が来る前に並ぼう。
「開場時間を過ぎていますが、リハーサルが続いていますので、しばらくお待ちください」
日は翳ったものの、ヒートテックにシャツ1枚という軽装でも肌寒くはない。
全国から?集まったミモリストたちは、静かに一定の間隔を置いて並んでいる。
年齢層、高いな・・・
陽水の時も、元春も、そして今日も。
長くやっているのに、若い年齢層まで支持を広げることは、そう簡単ではない。
Mr.children、サザンオールスターズ、小田和正
親から子へ、ファン層が連鎖していくアーティスト達には、何らかの法則性が見いだせるのだろうが、まだ研究していない。
そもそも、どの人のライブも行っていない。
そんなことを考えていると
16:22 7分遅れで開場
スマホ時代になって以来、入口のカメラチェックはなくなっている。
つづく
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