ミモリアルソングス 溶け込んだダンス 楽しい栗コーダー・クインテット
「poetry days」
CDよりもアップテンポで、軽快で楽しさが強調される。
ダンサーと合わせた振りが可愛い。
はじめは違和感があったダンサーの存在。
ここに来て、脳が慣れてきて、遊佐未森の世界にはじめからいたような気がしている。
1996年のアルバムacaciaから「天使のオルゴオル」
17年前、名古屋でライブに行ったのがこのアルバム直後。
「野生のチューリップ」があるかと想っていたが、今日はなかった。
この曲で私を知ってくださった方が多いと思います。
アーノルド・シュワルツネッガーが出演したカップヌードルのCMで使われたこの曲は、当初シングルカットの予定はなかったという。
「地図をください」
「僕の森」
「Island of Hope and Tears」
「眠れぬ夜の庭で」
「通り雨」
「潮見表」
お色直しした2着めは、25周年ベストアルバムのジャケットで着ている黒いドレス。
スローテンポの静かな世界観の曲がつづく。
ステージに椅子が並べられる。
ドレスで椅子に掛けようとする遊佐未森。
「初めて座るんですけど、けっこう座りづらい。意外とつるつるするんですね」
場内、笑顔でなごむ。
ゲストコーナー
栗コーダーカルテットとの演奏に入る。
1曲めは「ハープ」
オリジナルでは笛の音がめだっていなかったが、音符の揺らぎ表現を笛に置き換えたことで、元々このような音楽だったように思える。
つづいて2曲め。
笛を構える遊佐未森。
早くやりましょうか、楽になれますよ。
栗コーダーカルテットからツッコミが入る。
楽屋では、笛をうまく吹けるかと緊張していたのだろう。
そして演奏したのは「街角」
あぁ、CDでもこういう曲だったな。
これは楽しい。
遊佐未森を加えた栗コーダークインテットは完璧な演奏を終える。
「これ以上練習しない方がいいですよ。今くらいがちょうどいい。練習すると上手くなり過ぎちゃいます」
脅かさないでください、と注文がつく。
「Come Again」
「桜、君想う」
福岡サンパレス、名古屋センチュリーホール、そして渋谷公会堂。
これらのホールは 2,000人程度の大きさゆえか、残響が心地いい。
曲が終わった時、残響をカウントしたら2秒あった。
つづく
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