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2013年10月11日 (金)

優勝したチームに13の貯金をもたらした菅野智之

【 22 】9月1日 中日 東京ドーム
9回7安打2失点

9回裏の好機で高橋由伸に安打が出ていれば菅野智之に12勝めで小川に追いつくところだった
延長12回2-2で引き分け

【 23 】9月8日 阪神 甲子園
7回5安打1失点 12勝め(4敗)
阪神戦初勝利
甲子園初勝利

初回に味方の失策で1点を失い0-1の悪い流れが続いたが、6回に一挙9点をあげた。
同日、小川が13勝め(4敗)1勝差は変わらず。
自責点は0 防御率2.78 小川は2.97

登板試合のチーム成績は17勝4敗2分。
この時点での登板試合貯金「13」が、結果的には今季最大となった。

菅野自身の成績が13勝4敗。
自責以外でチームが負けた試合は0ということである。

【 24 】9月15日 広島 マツダスタジアム
広島戦初敗戦
初めて前田健太と投げ合う。
5回9安打5失点
バント処理で転倒。これまで、常に暖かいコメントを寄せていた原監督が「話にならない」と初めて手厳しく批判した。

【 25 】9月22日 広島 東京ドーム
13勝め
マジック1で迎えた試合 8回3安打1失点。
9回は山口ーマシソンー西村のリレー。
この試合で優勝を決めた。

【 26 】9月28日 DeNA 横浜
初めて中5日登板
DeNA戦初敗戦
3回2/3 8安打 7失点

これで、セリーグ全球団に勝ち、そして負けた。

【 27 】10月8日 ヤクルト 東京ドーム
シーズン最終戦
初めて先発以外で登板。
内海哲也に次ぐ2番手として5回から8回までの4回を投げた。
当初の報道では、クライマックスシリーズの調整として、杉内ー菅野ー内海が3イニングずつを投げることになっていたが、杉内の事情により内海4回、菅野4回、澤村1回のリレーとなった。

4回被安打6奪三振6失点0
登板中は終始リードされていたため、初ホールドはつかず。
9回に逆転サヨナラ勝ちして、ライアン小川の17勝めを阻止した。
澤村に中継ぎに回って以来、初めての勝ち星がついた(5勝10敗)

菅野の成績は13勝6敗防御率3.12
ライアン小川との勝差は3。
新人王は記者投票で決まる。
CS、日本シリーズで顕著な貢献をすれば十分に巻き返せる範囲内と見る。

1度も先発ローテーションを外れずに投げた27試合は見事な成績。
投球回数は172回。
澤村1年めの200回には届かなかった。

澤村拓一デビュー年を振り返る(目次)

菅野の登板した27試合。
チームは19勝6敗2分
13の貯金をつくった。

投手としての初は「初完封」が未達に終わった。
打者としての初は「初三塁打」「初本塁打」が未達。
それもいつの日か見てみたい。

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