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2013年10月24日 (木)

巨人の10年を担う男 森友哉か?

2013年10月24日
日本プロ野球(NPB)ドラフト会議
今年も地上波TBSが一巡めを生中継する。
一般公開は5年め。
今回も公募でファンを招待した。


第49回ドラフト会議
高校生、大学生・社会人が合同開催に戻って6年め。
ここ2年は、運用、選択方法になにも変更がない。

■選択方法
1巡めは入札。競合選手は抽選
2巡めは下位球団から順番に指名。同一シーズンのオールスターゲームで勝ち越したリーグが先に指名
3巡めは上位球団から順番に指名。
以降は、その繰り返し。

会議の選択選手が120名未満だった場合、育成ドラフトを行う。

注目の選手は2人の高校生。
松井裕樹 投手 桐光学園高
森友哉 捕手 大阪桐蔭高

森友哉は身長170cm。
打撃、守備が高いレベルで調和している逸材。
2013年夏の甲子園出場。3回戦敗退。
U18日本代表(高校選抜)主将を務めた。

巨人は今年、いよいよ阿部慎之助の後任を獲りに行くだろうか。

V9時代、巨人の正捕手は森祇晶
V9後、長嶋監督時代は吉田孝司
その後は、江川の同期生、山倉和博
1990年代は、村田真一
そして2001年から阿部慎之助

50年弱の時を経ているのに、正捕手と呼べるのはわずかに5人。
それだけ正捕手は長期にわたり、チームの根幹となる。

トレードで獲得した捕手である中尾や大久保が、そのシーズンの正捕手となったこともあったが、2年ないし1年のこと。
巨人は生え抜き捕手で1人あたり10年を賄ってきた。

いかに育てるかではなく、誰を獲るかが重要なのである。
目先に優秀な捕手がいたとする。
しかし、正捕手はまだ25歳。
そういう時に、獲る必要はない。

現在の正捕手、阿部慎之助は1979年3月20日生まれ。
2013年の誕生日で34歳。
そろそろ巨人は誰を獲るかを決めているはず。

それは高卒の森友哉かも知れない。
高卒の森友哉ならば、阿部慎之助が入団した年齢23歳になるまで4年の育成猶予がある。
5年めにレギュラー捕手となってくれればよい。

しかし、数年以内に大学を卒業する中に逸材を見いだしているならば、話は変わってくる。
かつて、阿部慎之助を逆指名で獲得した時は、中央大学2年の頃には巨人・阿部とスポーツ紙が報道していた。

正捕手の身長という点から考えてみる。
以下は過去50年の巨人正捕手の身長

森 174
吉田 178
山倉 179
村田 182
阿部 180

年々、日本人男子の平均身長が伸びるにつれて、巨人の正捕手の身長も伸びた。
過去50年、170cmという小柄な正捕手はいない。


そうなると、まだ広く知られていない180cm台の大学生なのか。
巨人の次の10年を任せる人材が誰になるのか、その名前を聞く日が待ち遠しい。

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