衝撃より安心 計算され尽くした菅野智之像
【 14 】7月2日 阪神 甲子園
阪神戦初登板
甲子園球場初登板
初めて打席の途中で降板 打者鳥谷敬
菅野智之はアマチュア野球でも甲子園登板経験はなく、正真正銘の初登板。
これで、セリーグ5球団が一巡。
全球団との対戦を経験した。
パリーグで対戦していないのは、浪人を強いられた因縁の日本ハム。
球団が配慮したわけではない。
ローテーション通り、土曜日登板を守っていたので偶然である。
5回1/3 被安打7 奪三振3 四死球4 失点2
プロ入り最短降板
降板時は1-2のビハインドだったが、7回に追いつき延長11回3-2で勝利
投球回数はリーグトップ 98回2/3
登板した試合、チームは11勝2敗1分。
【 15 】7月9日 ヤクルト 山形県野球場初登板
7回3失点
坂本の失策を機に失点して同点に追いつかれ降板。
その裏の攻撃で坂本の本塁打が出て勝ち投手の権利を得た。
ヤクルト戦は3度目。これで2勝1敗。
しかし、シーズンを通してライアン小川との対戦はなかった。
【 16 】7月16日 阪神 甲子園
4回 7安打 5三振 3失点
オールスター前の最終登板。
0-3で降板したが、味方が逆転して試合には勝った。
ここまですべて先発で16登板。
登板試合のチーム成績は13勝2敗1分。貯金は11に伸びた。
前半戦、巨人が首位を走った立役者は菅野だ。
投手で"一浪"した先輩、江川卓の1年めは9勝11敗。
菅野はここまで8勝2敗。
公式戦登板のない1年を過ごして来て、プロでトップクラスの成績を挙げるというのは驚異的。
ただし、印象はその数字ほどではない。
制球に比重を置き、打者を圧倒するとことよりも、結果を出すことに集中する。
そんな計算され尽くした安定感が、衝撃よりも安心を生み出しているのである。
7月20日 オールスターゲーム 神宮
オールスターゲーム初登板
オールスターゲーム初先発
オールスターゲーム初被安打 大谷
オールスターゲーム初失点
オールスターゲーム初奪三振 中田
2回被安打2奪三振1四死球0失点1
先頭打者の大谷に二塁打を打たれて初被安打。
指名打者制のため、打席はなかった。
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