暗闇から現れたのぞみ203号の正体
品川駅は屋内にあり、東京駅から下ってくる新幹線は暗がりの中からライトを煌々と照らして現れる。
ぷるるるるる・・・
まぶしい前照灯の先、1両め後部に描かれている「A」のロゴを探す。

N700だ~
それも、どのーまる!
しかも入線の先頭車両を撮り損ねた。
慌ててカメラを構えると、うしろの姉ちゃん、どんびいて怪訝顔
テツ、キモイ
という視線が突き刺さっている。
緊急停止ボタンが押されたとのことで
Z19編成のぞみ203号新大阪行きは2分遅れて、品川を出発した。
東京は晴れている。
西の空は曇り
グラデーションのない単色の暗い青空
「本日、普通車指定席は満席の発売です」
アナウンスにつづいて、運転手、車掌、パーサーの紹介だ。
東急電鉄が行っている先例に学んだのか。
新幹線で聞いたのは初めて。
7:19 新横浜発
ホームはたくさんの人で溢れている。
こうしてメモを取っていた4分後、新幹線の楽しみA車ワゴンが通ったのに気づくのが遅れた。
発車5分後、感じのいい若い車掌が検札。
切符を仕舞おうと、パックを開けると財布がない・・
そうだ、品川駅のみどりの窓口で荷物を置いた
あそこに置き忘れたのか
いや、カードで支払った後、わざわざ財布を置き去りにするという自分は想像できない。
名古屋に向けて走り始めたのぞみ203号。
この後、3つの列車を乗り継ぐタイトな予約を入れている。
だが手元にあるのは切符だけ。
お金もクレジットカードもない・・
あぁ、準備万端の旅が台無しだ
すると、財布は所定の場所と違うところに入っていた。
非日常の旅
無意識に行動はいつもと違っているのだ。
【 1 】品川→名古屋 N700
これで残るは3つ。
広島からののぞみ33号がN700X編成ならば、いいのだが。
となりのD席には日焼けした白シャツの男。
出張だろうか。
両方の肘掛けを使い、足を組んでいる。
肘掛けは通路側の人が使うものだから、特にマナーが悪いわけではない。
旅の隣人としては、まともな方。
7:38 熱海発
カメラ・ポイントがなく、のんびりとしている。
まだ、旅に体が入っていない。
ここにいることに違和感がある。
「コークをかんそう」
突然、声がした
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