100万円の価値がある!出遅れたMIMURA PREMIUM
いつもならば、まだマラソンとは縁遠い夏の日。
いつもの通り、スマホでtwitterのタイムラインを追っていて目が点になった。
MIMURA PREMIUM 受付開始!
adidas running のtweetだ。
MIMURA とは三村仁司さん。
有森裕子、高橋尚子、野口みずき、3人のメダリストが五輪マラソンで履いた靴の作者。
アシックスを定年退職した今は、岐阜で靴工房ミムラボを開設。
adidasと契約して、2012年には市販ランニングシューズ「アディゼロ タクミ 戦」を監修している。
アシックスの歴史を書いた著「オニツカの遺伝子」を読んで以来、三村仁司ファンだ。
「匠戦」は発売と同時に買い、2013年のレースで履いた。
もちろん、いい靴には違いないのだが、左右の足の違いは如何ともし難い。
右足は靴の中で遊び、いつも通りのマメができた。
バルセロナ五輪、女子マラソンの前日、有森裕子は故障を抱えており、棄権を考えていた。
有森裕子の足をみた三村仁司は、故障を抱えたまま走れる靴を一夜で製作。
有森裕子は銀メダルだ。
シドニー五輪では、高橋尚子に対して、左右の高さが違う靴を本人に内緒で渡していた。そして金メダル。
アテネでは金メダルのゴールテープを切った野口みずき、いきなり靴を脱いでキスをして見せた。
五輪選手のように、三村さんが作る靴を履くことができたら。
もしそんな夢が叶うならば、100万円の価値がある。
どこかのマラソン大会で、お楽しみ抽選会に「三村仁司に靴を作ってもらう権利」を出してくれないだろうか。
そんな妄想をしたこともった。
それはどうやら、現実になっているらしい。
第1回は遡ること8ヶ月。2012年12月に実現。
2013年4月には第2回が開催されている。
この時点で14人のランナーが、三村仁司監修によるオーダーメイドの靴を手に入れているという。
三村仁司ファンを自認しながら、出遅れていた。
【 第1回 】
2012年12月7日
アディダス ランニングラボ(B&D渋谷店内)のオープン日に初開催
【 第2回 】
2013年4月12日
事前予約者7名限定
【 第3回 】
2013年9月15日
事前予約者7名限定
【 第4回 】
2013年12月7日
第4回開催 事前予約者8名限定
■会場
アディダス ランニングラボ B&D 渋谷店
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-22-8名取ビル1F
TEL03-5467-7271
営業時間
平日:11:00~21:00
土・日・祝日:10:00~20:00
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