くまモン 人気爆発!
2013年しらべるが選ぶ5大ニュース
その2
くまモン人気爆発!
2013年10月、くまモンは天皇皇后両陛下の前で「くまもとサプライズ」を踊って見せた。
いったい、どれだけ緊張したことだろうか。
くまモンは元来、九州新幹線が熊本に"停車"することをアピールするために、2010年に生まれたキャラクター。
とかく新路線の開通では中間駅は見過ごされがち。
鹿児島だけに関心が集まり、熊本が"素通り"されるのではという危機感が出発点になっている。
いわゆる「ゆるキャラ」の1つだ。
ところが、2013年時点でその役割は大きく変容している。
その他大勢のゆるキャラとくまモンは決定的に違う。
その違いは
2010年10月、くまもとサプライズ特命全権大使
2011年10月、熊本県営業部長
という辞令を蒲島郁夫熊本県知事から受けている点にある。
客寄せの酔狂ではない。
地方自治体が初めて本腰で取り組んだキャラクター戦略だった。
2013年12月26日、日銀熊本支店発表によると、くまモンが過去2年間、熊本県内にもたらした経済波及効果が1,244億円。
そして、これらが熊本県庁に入ったのではなく、熊本県内の農林水産・商工業者の手に入ったという点が特筆に値する。
1企業は、グッズ販売やパークへの集客戦略として、キャラクターを位置づける。
だが、くまモンは「熊本県を1企業」と見なしているところが日本初なのである。
ここまでならば「熊本県の地域戦略、成功の巻」だ。
しかし、2013年より、その活動は変容している。
布石を打ち始めている欧州、米国、アジア進出。
国内では全国展開と東京への集中出没。
そこには狙いなどない。
狡猾さもない。
なにが、どう転ぶかわからない。
ここからは「くまもとサプライズ2」の幕開けだ。
堅実に地道に、人々の心をつかみつつあるくまモン。
2014年の今頃、くまモンの活躍が何を生んでいるか、想像するとわくわくする。
その3
東海道・山陽新幹線にN700Aデビュー。
世界一正確なダイヤの高速鉄道。
それを支えてきたのは、運転士の熟練だった。
それをプログラムに組み込み、制動能力を高めた新型車。
外観はN700と同じなため派手さはないが、熟成は究極と言える。
そのN700Aに乗るために半年の準備期間をかけて臨んだ
「N700Aに乗りたい!品川-博多の旅」
果たして、その結果は・・
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