雨の中、三村仁司さん登場!
早速翌朝、B&Dに電話をかけMIMURA PREMIUMの申込み。
事前にお金を払いに行く。
渋谷駅東口を出てヒカリエを見ながら歩道橋を渡る。
エレベーターを降りた所にB&D渋谷店がある。
100万円の価値がある!
と思っていたことは顔には出さず、規定の料金を納める。
これで、三村さんの手によるオーダーメイド靴を手に入れることが内定した。
いきなり目の前に現れた福音。
三村さんの靴を履くからには、それに見合う走りをしなければならない。
ずっと起こさずに居た寝た子を起こす時が来た。
よし、来年のマラソンは"あの目標を"本気で取りに行こう。
数日前には、B&Dから確認の電話が入る。
既にお金は払っているので、それをドタキャンする人は居ない。
三村さんに対して失礼があってはならぬという配慮だ。
迎えた当日。
東京は大雨。
電車が停まったらまずいな。
世界中のマラソン・アスリートがリスペクトする三村さんを待たせるようなことがあってはならない。
1時間前に渋谷に入る。
強い雨がアスファルトにたたきつけている。
靴を濡らさないように、水たまりを避けるルートを探している。
この後、もしかすると、靴の状態を見られるかも知れないので、できるだけ汚さないようにしたい。
開店10分前、上下adidasのジャージという出で立ちで、傘をさした三村仁司さんが現れた。
"世界の三村"にしては、地味な登場だ。
お店の人が出迎えて店の中へ消えていく。
店内には音楽が流れている。
はじめに書類に署名。
靴下を脱いで計測を待つ。
外はあいにくの大雨
十分に肌寒かったが、出で立ちはゴルフ用半ズボン。
この方が計測がしやすいはず。
しっかりと足を見てもらうためだ。
今日は寒いなどという日じゃない。
3D足型計測器に足を入れて計測が始まる。
うぃ うぃ きーん
家庭用パソコンプリンターについているスキャナーと同じ音がしている。
B&Dの店員は研修を受けており、ふだんはここで測定したデータを元に、岐阜市の工房ミムラボでカスタマイズ・シューズを作る「adizero TAKUMI Special」を行っている。
・0.25cm刻みで左右のサイズ違いに対応
・足幅に応じた足型
・アッパーカラーは3色から選べる
ベースとなる靴は「アディゼロ タクミ 戦」で価格は21,000円。
通常価格との差は4,000円。
セミオーダーが+4,000円で手に入るのは安い。
今回つくる「MIMURA PREMIUM」が寿命を迎えた時は、ここで「adizero TAKUMI Special」をつくろうと思う。
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