見て触って、三村さんの分析
つづいて三村さんが登場。
匠の手による計測が始まった。
足下にいる三村さんを見下ろす位置になり、申し訳なく思う。
開店と同時に入店した客が、なんだろう?と遠巻きにしている。
匠ですか?
脱いだ靴を遠くに見やり、三村さんが言う。
こんな大雨の日、わざわざ高機能なレース用シューズを履いて走るランナーはいない。
だが、今日は状況が違う。
三村さん、履いてますよ。これこれ!
なんたって、ファンですから。
しっかりと忠誠をアピールして、よっしゃええ靴つくったる!
と思ってもらいたい。
完全に計算してきている。
いま何センチ履いてますか?27?
ちょっと大きいんとちゃいます?
兵庫県出身の三村さんは関西弁で話す。
三村さんが数字をとり、B&D店員さんがそれをメモしていく。
ちょっと、仰向けになってください。
計測はつづくが、仰向けなので何の計測なのかはよくわからない。
骨盤いいですか?
こつばん??
靴を作る採寸なのだが、骨盤からくるぶしまで、あらゆる長さが測られる。
これは、期待通りだ。
穏やかじゃない展開になってきたぞ。
顔に出さずにほくそ笑む。
だいぶんちゃうなぁ
店員さんとのやりとりから推測するには、左右の足の長さが違うということか。
もしかして、そうではないかと思っていた。
厳密にいうと誰もが多かれ少なかれ違うのだろうが「だいぶん違う」という事実が明確になることは歓迎だ。
それくらいかな?
およそ20分で計測が終わり、促されて書類に必要事項を書き込む。
暑いなぁ?あつーない?
adidasの関係者と軽口を叩く三村さん。
外は雨で肌寒い。
よほどの暑がりなのか。
MIMURA PREMIUMは計測とカウンセリングで、1人当たり40分。
いよいよ、20分間の計測を元に、僕の足を分析した結果についてお話が始まる。
メモを構える。
三村さんが口を切った。
弱いところをみつけて強くする
悪いところは直していかないかん
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