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2013年12月 7日 (土)

見て触って、三村さんの分析

つづいて三村さんが登場。
匠の手による計測が始まった。
足下にいる三村さんを見下ろす位置になり、申し訳なく思う。
開店と同時に入店した客が、なんだろう?と遠巻きにしている。

匠ですか?
脱いだ靴を遠くに見やり、三村さんが言う。

こんな大雨の日、わざわざ高機能なレース用シューズを履いて走るランナーはいない。
だが、今日は状況が違う。

三村さん、履いてますよ。これこれ!
なんたって、ファンですから。

しっかりと忠誠をアピールして、よっしゃええ靴つくったる!
と思ってもらいたい。
完全に計算してきている。

いま何センチ履いてますか?27?
ちょっと大きいんとちゃいます?

兵庫県出身の三村さんは関西弁で話す。

三村さんが数字をとり、B&D店員さんがそれをメモしていく。

ちょっと、仰向けになってください。
計測はつづくが、仰向けなので何の計測なのかはよくわからない。

骨盤いいですか?

こつばん??

靴を作る採寸なのだが、骨盤からくるぶしまで、あらゆる長さが測られる。
これは、期待通りだ。
穏やかじゃない展開になってきたぞ。
顔に出さずにほくそ笑む。

だいぶんちゃうなぁ

店員さんとのやりとりから推測するには、左右の足の長さが違うということか。
もしかして、そうではないかと思っていた。
厳密にいうと誰もが多かれ少なかれ違うのだろうが「だいぶん違う」という事実が明確になることは歓迎だ。

それくらいかな?

およそ20分で計測が終わり、促されて書類に必要事項を書き込む。

暑いなぁ?あつーない?

adidasの関係者と軽口を叩く三村さん。
外は雨で肌寒い。
よほどの暑がりなのか。

MIMURA PREMIUMは計測とカウンセリングで、1人当たり40分。
いよいよ、20分間の計測を元に、僕の足を分析した結果についてお話が始まる。
メモを構える。
三村さんが口を切った。

弱いところをみつけて強くする
悪いところは直していかないかん

新コース2度めの長野マラソン

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