三村仁司さんに渡されたメニュー
お話の詳細は、個人向けカウンセリングなので割愛するが、大まかに分類すると以下の3つ。
1,下半身の特徴
2,現状どのように走っているか。その問題点
3,弱いところを強くする運動メニュー
この「メニュー」に驚いた。
五輪メダリストの靴を作った世界の三村仁司さんが、自分用の強化メニューを並べてくれるのである。
恐らく、どんなマラソン講座を受けようとも、これ以上に贅沢な指導はないはずだ。
実際に実演してみせ、次に僕がやってみる。
効率よく走るために
いつ、どれくらいの量をやるか。
メニューは全部で5種類。
「オーバープロネーションしているけど、これは靴で直してあげます」
1分1秒に生活を賭けているプロランナーだったら、ここで涙が出るだろう。
走るより、今言ったことをやった方が速く走れます。
1時間しか走る時間がないとしたら
これをやって、10分、20分走ったほうが速く走れます。
マラソン講座が目指してきた
「できるだけ走らないで速く走る」
という主旨、そのまんまの言葉だ。
こんな言葉が聞けるとは思わなかった。
色紙に書いてもらって額に飾りたい。
MIMURA PREMIUM
日本人ランナーをさらに速くするために、三村仁司が市民ランナーの靴をオーダーメイドする取組。
今日のデータと三村さんの見立てが書き込まれたレシピ。
それらは岐阜市の工房ミムラボに送られる。
アッパーの色を4色から選ぶ。
6文字までの刺繍を入れられるので文字を指定。
靴のスペックだけでも涙が出そうになっているのに、外見の美しさまで至れり尽くせりだ。
アッパーの裁断から別だて、ソールはミムラボオリジナル。
通常のラインではなく(実業団選手などの)アスリート枠のラインに組み込まれるため、納期はおよそ2ヶ月。
こんなぜいたく、あっていいのか・・
靴は2ヶ月と2週間で届いた。
ど素人!マラソン講座
今日で「しらべるが行く」は連載3,000日
これからも、時々思い出したら読みに来てください!
| 固定リンク | 0
「しらべるが走る!」カテゴリの記事
- 我が心の引退レース(2022.03.09)
- 長崎平和マラソン エントリー方法発表!(2020.02.12)
- 大迫傑曰く「タイムは気にする必要はない」(2020.01.21)
- マラソンの最後の1kmは、それまでの41kmとは絶対に距離が違うと思う(2020.01.20)
- 地道に走り、最下位を脱出(2020.01.18)