くまモンを座って見ている幸せ
「次の賞品は、**様提供 くまもんTシャツです」
ほおぉ~~
大抽選会が始まっている。
観衆は賞品名が読み上げられる度に歓声をあげる。
しかし、それは一律ではない。
「次の賞品は、**様提供 くまもん***です」
おぉ~
個別の案件には関与しないが(笑)
それぞれ、人々の関心の度合いがわかる。
人は皆、正直だ。
くまモンが抽選箱から番号札を引いては、お姉さんに渡す。
時には2枚取ってしまい、お姉さんが「上のほう?」と尋ねる。
大抽選会で当たらなくても、いいんだ。
確かに目の前で座席券の番号が読み上げられて、歓喜に沸く子どもやおばさんを見ていて、そのいい思いをしたいとは思う。
そう誰もが同じように。
だが、焦点をぼかして抽象度を上げてみる。
今日ここに座っていることが幸運だ。
東京マラソンのように倍率は明かされていないが、難関だったに違いない。
こういう時、人は
「明日から頑張れそうです」
というのだろう。
比較的、幸福と言えるこの日本でも、人々は日々、生きていてよかったと思えるような僥倖に出会うことは滅多にない。
朝4時から行列に並ぶわけでもなく、開門と共にダッシュするでもなく、観覧が確約されている。
この場所に座ることが計算できる。
BMW提供のミニカー5台
遠目で分からなかったが、先ほど受付でみたくまモンMINIのミニカーとは違うように見えた。
ソラシドエアのくまモンGO!モデルが登場。
それだけは、欲しかったな。
19:30
くまモン東京スタッフ代表が挨拶。
大晦日に真摯なツイを出してくれた人かモン?
これからも、楽しいツイを待ってるモン!
19:40
一旦ステージ袖にさがったくまモン。
再び現れ「お見送りするモン」とステージで一人ずつ握手して見送る。
握手のついでにくまモンから自然とハグを返す人、そうでない人。
きっと、その違いは、人によりちがう雰囲気が出ているのだろう。
かくして、予定時間どおりにすべての観客が帰途につき、長かったくまモンファン感謝祭inTOKYO2014の夜は更けた。
この催しが東京で行われるのが3度めだとは思わなかった。
来年はどのようなカタチで行われるだろうか。
再び、くまモンの女神が微笑んで、ここに座っていられることを願う。
おわり
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