田母神としおをしらべる
東京都知事選挙の投票所表記では
舛添要一は「ますぞえ要一」
細川護煕は「細川護煕」
田母神俊雄は「田母神としお」
ドクター・中松は「ドクター・中松」
と表記されている。
ドクターのあとの「・」を書かなかった場合、無効票だろうか。
護煕と書くのは大変なのではないか。
なにも決めずに鉛筆を握った有権者は、思わずひらがなが多い人を書いてはしまわないか。
いずれにせよ、1人でも多くの人が投票所に出かけてもらいたい。
日曜日は仕事だ!
日曜日は出かける用事がある!
という人は、土曜日まで期日前(きじつまえ)投票ができる。
最寄りの区役所、
東京23区ではそれに加えて、特別出張所も会場となっている。
いくつかの出張所には駐車場もあるので、車で行くこともできる。
期日前投票の手続きはカンタン。
裏面に所定事項を記載して会場へ行く。
会場にもテーブルとペンが置いてあるので、会場で書いてもよい。
今回は都知事選のみ単独開催なので、投票用紙を1枚だけ受け取り、1名だけ記入して投票する。
本番の投票と何ら変わりない。
むしろ、本番よりも空いていていいくらいだ。
今回「主要候補」と言われている4人の立候補者のうち、東京都知事選には初お目見えの「田母
神としお」とは、どのような人なのかを調べた。
1948年7月22日
福島県生まれ
しつけの厳しい父の師事により防衛大学校へ進学。
1971年
防衛大学校(第15期)電気工学科卒
航空自衛隊に入隊
2007年
航空幕僚長(第29代)就任
自衛隊は陸海空の3部隊から成るが、空のトップとして5万人を率いていた。
ここまでならば、順風といえるのだろうが定年間際、
2008年10月31日。
懸賞論文に応募した「日本は侵略国家であったのか」で最優秀賞を受賞。
しかし、内容が政府見解と違うと問題視される。
辞任を迫られたが拒否。
解任・更迭されてしまう。
翌11月、定年により自衛隊退官。
2008年12月、初めての著書「自らの身は顧みず」出版。
これ以降、執筆、講演、テレビ出演などを通じて、国民が安心して住める国作りを説い
てきた。
2009年6月、公式ホームページ開設
現在65歳の田母神だが、ホームページ、twitter、FACEBOOK、ブログとあらゆるインターネ
ット媒体を駆使している。
2013年12月
猪瀬直樹引責辞任を受けた東京都知事選挙に立候補する意志を発表。
石原慎太郎の個人的支援を受けるが、特定政党の支持は受けていない。
ホームページでは人となりはわからない。
著書を5冊読んだ。
政策的には、自民党支援を受けるますぞえ要一よりも、遙かに安倍晋三に近い。
もちろん、石原慎太郎とは大変近い。
東京都民がいったいどれくらいの票を入れるか、大変興味深い。
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