龍頭泉で書くアウトドアブログ
本当にこの道で合っているのかな?
そう不安になるほど、その後、竜頭泉を案内する看板は出ていない。
それでも、カーナビの地図では竜頭泉が近づいてくる。
でも、この道が間違っていないことは、路駐の車が連なっていることで実感された。
ゆっくり走らないと見落としそうな「龍頭泉」の看板。
その降り口の近くには路駐のクルマが連なっている。
なんとか1台くらいねじ込めないことはないけれど、
200mくらいの距離ならば、駐車場まで行こう。
駐車場は無料。
というより誰も居ない。ただの空き地だ。
その向こうには大村駐屯地演習場
立ち入り禁止の看板。
記録的な猛暑のこの夏にも、この平原の向こうでは厳しい訓練が行われている。
それに比べれば、200m3分の距離を歩くことなど他愛ないことだ。
長い獣道の階段を下りていく。
はじめはかすかに聞こえていた女子どもの声。
次第に嬌声が大きくなってくる。
目的地は近い。
15:00
九州の陽は長い。
それでも、早めに家路に付く一行がすれ違って行く。
ビキニを着たまま登っていくおば 30代ママ。
「やばい!もう足のこわってきた~」
そんなことはどうでもいいが、狭い道なのだから降りる人に進路を譲って欲しい。
「山と渓谷」で得た知識で突っこむが、そんなマナーをビキニのママが知る由もない。
たどり着いた「龍頭泉」
ちょうど、1人の男が滝の上から泉に向かって飛び込んだ。
かつて、ここで溺れそうになったことがあるので、ここがどれだけ深いかはわかっている。
見上げると、その友だちがスタンバイ。
でも、一向に飛び込まない。
その判断は正しい。
滝の中腹から泉に向かっては熊本城の武者返し程度のカント。
勢いをつけて飛び降りないと、途中の岩に激突するかも知れない。
結局、ここにいた間、水が弾ける音を聞くことはなかった。
空気の温度が5度は低い。
流れをすくってみると、水が冷たい。
遊泳禁止
水温が低いので遊泳には適しません
看板にそう書いてあるのだが、ここのスイマー達は、それを強い禁止というよりは、心臓麻痺起こすかも知れないよ、何かあったら自己責任だからね。
というアドバイス程度に受け止めているのだろう。
飛び込み禁止の文言も書き加えた方がいい。
この岩が幼少の頃にあったかは知らない。
記念写真として押さえないわけにはいかないので、いつまでも立ち尽くしている方々には、すみませんと言ってどいてもらった。
肌を覆う服装とトレッキングシューズで来るならば、泉からの流れに沿って歩いてみると楽しそうだ。
帰りは高速に乗らず、川棚を通り、あの店を下見しておこう。
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