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2014年2月18日 (火)

東京マラソン 今からでも間に合う「好レースの秘訣」

東京マラソン2014まであと5日。
高倍率の難関を超えてスタートラインに着かれる皆さん
おめでとうございます!

出場できるというだけで、既におめでたいのは、東京マラソンだけです。
きっと、ご本人だけでなく、ご家族やお友達もお喜びのことと拝察します。

ここでは、東京マラソンで初マラソンを迎えるあなたに、今からでも間に合う「好レースの秘訣」
をお話ししましょう。

なに?そんなこと、ブログで話したら、みんなにばれてしまうじゃないか?

そういう心配はありません。(してないか)
マラソンは他人と競うスポーツではないからです。
ただし、肝心のことを知らないと、人一倍ひどい目に遭うことがあります。

まず、あなたがしなければいけないことは、ウエストポーチとショッツを買いに行くことです。
ショッツ・エナジージェル」(以下、ショッツ)は、完走に4時間以上を費やすマラソンランナーにとっては必須の給食。

もちろん東京マラソンにもエイド(給水・給食)はあります。
しかし、めぼしいものは速いランナーたちが容赦なく、かっさらっていきます。
5時間~7時間で完走をめざすランナーの場合、何ももらえないと思って臨むくらいでちょうどよい。

そういうランナーのために、沿道の応援者が飴やチョコなど、いろいろなものを配ってくれます。
これは、万が一、給食が足りなくて、エネルギー切れを起こした時には、とても助かりますが、それを当てにするものではありません。

「マラソンでは自分が食べるモノは自分で持っていく」が鉄則。
4時間以内のランナーや、ベテランランナーであれば、何も持たずとも何とか走り切るでしょうが、初マラソンのあなたにとっては、何が何だかさっぱりわからない苦しさだけのマラソンになります。

自分自身も東京マラソンまでの4回のマラソンは、
「この苦しさがマラソンなのだ」
と思っていましたが、5回め以降、給食を持って走るようになってからは、過去のレースは単なるエネルギー切れだったことがわかりました。

ショッツはカフェインタイプが「コーラバニラ」「カプチーノ」の2種類。
これを30分に1度のペースで摂れる分量を買います。
6時間で完走というランナーならば、30分から摂り始めて5時間30分が最後ですから、11個も持たなければならない。
大変ですが、そこまでやれば、実力どおりの成果が引き出せます。

ショッツを入れるプラボトルが売られていますが、これはやめた方がいいです。
液漏れするし、最後まで残さず摂るには、かなり長い時間ちゅーちゅーしなければならず、時間のムダです。


スタート直前の15分以内に、ショッツ(カフェイン入りではないもの)またはパワーバーのジェルを2つ摂るのも必須です。
この2つを摂れば、カフェインタイプのショッツは1時間経過から摂り始めてもよいでしょう。
バナナはレース後に食べるものであって、レース前、レース中に食べるものではありません。

そして、ショッツを入れるために必要なのがウエストポーチ。
ランニングショップで、ショッツを持参する数だけ実際に入れてみて、収納できる容量のものを買います。



ちなみに、ポーチは体の前につけて走ります。
体の前面には、走っていてポーチが当たるような部位はありません。
でも、後ろにつけて走っている人が大変多い。
お尻の筋肉は走っている間、ずっと動いている。
そこにポーチで重しをのっけて走っている。
見るからに腰を痛めそうです。
ポーチにショッツを入れて一度走ってみれば、どれだけ走りづらいかがわかります。

近くにランニングショップがないという方は、インターネットで買うことができますが、先週末の雪の影響で宅配便各社の荷物は大幅に遅れています。
土曜日までに届くかは微妙な状況と言えます。

どうしても、ショップに行けなかった場合、EXPO会場で売っていないか探してみましょう。
そこになかったら、前日に「アートスポーツ」に行きましょう。お台場からは、日比谷店または渋谷店が近いです。

つづく

ど素人!マラソン講座

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