東京マラソンまで2日 読むだけで10分速くなる方法
東京マラソンまであと2日。
恒例により「読むだけで10分速くなる走り方」2014年版をお話します。
「丹田を意識する」とか
「足を使わない」とか
ベテランじゃないとイメージできないような説法は一切なし。
すでに練習は終えているわけですから、本当に読むだけです。
できれば、読んだ後、その場で立ってやってみるとよいです。
【 1 】「腰を落とさず42kmを走る方法」
おいおい、いい加減にしろよ・・
マラソンはそれができれば苦労はしないよ
という声が聞こえそうですが、これができるのです。
自分も、これができた時は驚きました。
きっかけは藤原新選手が東京マラソンで快走した時のフォームでした。
腰の位置が高く、だからといって前に突っこんでいなくて美しい。
それに、見るからに楽そうです。
あれはいったいどうやったらできるのか?
試行錯誤していて、ある日できたのです。
◆手順
走り出す前
腰の後ろに両手拳を当て、腰が後ろに動かないようにする。
お尻を後ろに突き出す。
(玄人はこれを「骨盤を前掲させる」という)
走り始める
これだけです。
一度、決まった骨盤の角度は容易には変わりません。
オールスポーツが撮影する写真を見ると、腰が落ちている人はかっこ悪い。
レースの後半、疲れてきて腰が落ちれば、より着地はかかと側に寄り、着地の衝撃は大きく、疲れも増す。
悪循環です。
腰を落とさずに走れば、100の走力が120になるわけではないですが、60や50になることを防げます。
【 2 】「上り坂の走り方」
上り坂といえば、下り坂同様、歩幅を狭くするのが基本。
そして、前を見ないことです。
足下に視線を落として、路面を見ながら「小さく、小さく」とつぶやいて走ります。
そして、もう一つは背中を丸めることです。
人の体は丸い姿勢が最も楽。
しかし、運動中は「腰が落ちないようにする」と言った緊張をしないと力が出ません。
ただし、上り坂は例外。
教科書通りに「腰を高い位置に」する必要はありません。
上り坂はタイムを稼ぐ場所ではありません。
足を使ってしまわないよう、やり過ごす場です。
東京マラソンで最大の上り坂といえば、35km築地4丁目交差点を左折した後の佃大橋。
終盤ということもあり、芋を洗うように大勢のランナーが"歩いて"います。
群衆の中でただ1人、すいすいと佃大橋を登っていくランナーがいるとすれば、それは、マラソン講座だけが推奨する「背中丸め走法」を取り入れたあなたでしょう。
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