キープバリアとブロッカー CL-40 一か月後の効果
家を出る前にストラップを首から提げる。
何処に舞っているかわからないウィルスを避けるためだ。
電子的なセンサーにタッチした時に、感度が悪いことで「キープバリア」が何らかの効果を発揮していることは明白だ。
もちろんそれが、ウィルスを避けているという証左にはならない。
ただ、電子的なセンサーにも影響を与えてしまうこの暴力的なカードに、得体の知れぬ強さを感じてしまう。
キープバリアを使用して1ヶ月が過ぎた。
インフルエンザにはかかっていない。
風邪もひいていない。
そういえば、例年この時期は少し風邪気味になることがあった。
とはいえ、これは「気のせい」「誤差」の範囲内だ。
花粉症の人はどうか。
「よくわからない。花粉は去年よりも楽なような気がする」
花粉の量はシーズンやその日にもよる。
まったくの同一環境を再現することはできないのだから、キープバリアの効果を測りようがない。
この間にローソンでも類似品を見つけて購入した。
「ブロッカー CL-40」
ウィルスの除去、除菌、防かび、消臭を効能に挙げる健康グッズ。
仕組みは「キープバリア」と同じで、二酸化塩素を固形化した物体。
効果持続も同じ30日間。
ストラップのフックを掛ける穴が空いていて、ストラップで首から提げる点も同じ。
価格は「キープバリア」の714円に対して850円。
ただし、こちらには首から提げるストラップが付いている。
違いを挙げるとすれば、キープバリアにあった「ICカードのチップが損傷する恐れがあります」という警告がない。
「近くに金属製品を置かないようにしてください」というトーンが低めの注意書きがあるだけだ。
センサーにかざした時、感度は低いものの、センサーが全く反応しないというほどではない。
「ブロッカー CL-40」についても、キープバリア同様、非花粉症、花粉症の2人で一か月試した。
結果はキープバリア同様「わからない」
でも、対策をしているという安心感は感じている。
チタンを首に巻いたり体に貼ったりすると、運動機能が上がるという触れ込みのスポーツ・グッズ。
値段は高い。
体に付けただけでは何もわからない。
付けた時と付けない時の比較も、検証方法がなくよくわからない。
わからないから、外せない。
速く走りたい
花粉を減らしたい、インフルエンザにかかりたくない
どの気持ちも同源にある。
効果をお金で買えるならば、少々の金に糸目は付けない。
でも、実はあまり効果はないのかも知れないと疑ってもいる。
このような品を「おすがりグッズ」と呼ぶ。
すがらずに、体力を付ける方向へ進むか。
とりあえず、出せるお金は出しておくか。
選択は自由だ。
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