次の練習が楽しみになる 映画でステップ運動
川縁の土手は週末となると、そこそこの"ランナー出"になる。
ここでは左側通行。
なぜならば、自治体がサイクリングコースとして整備しているからだ。
ジョギングがブームになったのは、東京マラソンが始まった2007年以降のこと。
一方のサイクリングは、随分前から趣味として確立してきたのである。
走っていると、前方から高速の自転車がやってくる。
時速30kmは優に超えている。
自転車の速度が問題になっている荒川とは違い、ここには時速制限表示はない。
「レースコースではない」
という看板がぽつんぽつんと点在するだけだ。
高速の自転車は後ろからも抜いて行く。
それから、中学生くらいの男の子、ジョグのおじさんに抜かれる。
はやっ
彼らは一生懸命走っているわけではない。
見るからに、軽く走っている。
それなのに追いつけない。
なにが違うのか。
ひとつは軽さ。
あとはやはり強く蹴る力だろう。
「体幹で走る」
「丹田で走る」
「腕振りで走る」
などという比喩があるが、実際に体幹で走るのはかなり難しい。
それは走るじゃなくて、這うだ。
走るのは足。
足と言っても、骨や血管が走るのではない。
同じペースで力を入れずに走っていて、それでいて速いのは筋力の違いだ。
14週前
今期初めてのステップ運動。
3シーズン前のマラソンで使った「ニュートン・ディスタンス」が、今はステップ運動専用の室内履きとなっている。
踏み台昇降(ステップ運動)でかかと着地をするのは難しい。
フォアフットだけを接地させて行う。
フラットな着地を支える筋肉の強化にもってこいだ。
合わせてキレイなフォーム固めの効果が大きい。
走りながらでは、なかなか姿見を探すことができないが、室内で行うステップ運動ならば、いつでもフォームを確認することができる。
時間は30分程度から始める。
視角が退屈なのでパソコンでDVDを流す。
まずは「NSVA主催 宇佐美彰朗のランニング・クリニック」でもらったDVD。
映画を見る場合、1本を見終えるには2日にまたがる。
つづきが見たいので、次のステップ運動が楽しみになる。
基本的には、マラソン練習は辛くてきついもの。
このように"練習が楽しみ"と思えることは、とても希なことだ。
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