心拍トレーニングとは、何をどうすればよいのか?
LSDを終わりにして、レースペースでの練習へ。
ここで、今期もう一つの新兵器「MIMURA PREMIUM」をおろす。
さすがオーダーメイド。
足と一体化した「ぴったり感」がある。
このぴったり感を体験して初めて、これまでの靴はぴったりではなかったことがわかる。
世の市民ランナーは、大多数がぴったりではない靴を履いていると言うことだ。
履いて走った率直な印象は
「匠戦と変わらないな。」
だが、三村仁司さんが「回外は靴で直してあげる」と言ったように、一朝一夕ではわからない良さがあるのだ。
それが実感できるのは、長野マラソンのゴールラインを超えた時だろう。
その時は、靴を脱いでキスをしなければならない。
練習後、初めてmiCoach のウェブサイトを閲覧。
ここまでの練習データを見た。
miCoach SMART RUN(以下MC)は無線LAN対応。
家に帰ると、自動的に無線LANとつながり、ワークアウトのデータが送信される。
(adidasは「同期」と表記している)
心拍数はグラフ化されていて、レッドゾーンでどれだけ頑張れているかが一目瞭然。
その日のランを元にした、マラソンの予測タイムも表示される。
これを縮めていくのが楽しみだ。
16週前
マラソン文献ではよく「心拍トレーニング」という言葉が使われている。
だが、どの文献も「**の心拍で**くらい走って・・」と言った具体的な指針を書いていない。
心拍数には個人差がある。
そんなことは、わかりきっている。
欲しい情報は、デジタル心拍計を持ったランナーは、どのような計画を立てればよいか。
ランの間、どのような注意点をもって、心拍をチェックすればよいか。
というようなことだ。
文献がないならば、自分で作る。
手探りの試行錯誤が始まる。
はじめに考えたのは「心拍ビルドアップ走」
MCのデータを見て、心拍は一気に上がったり下がったりしない。
徐々にあがっていくことがわかったからだ。
たとえば「心拍160、歯を食いしばって走る練習をしよう」
と思っても、心拍は80から一気に160に上がったりはしない。
頑張り続けて、徐々に上げていく。
そうして、160まであがるまでに35分ほどかかった。
心拍ビルドアップ
152-160台 はじめは30分維持。
その次には40分維持。
少しずつ伸ばしていける。
心拍という新たな指標ができて目標が明確になった。
少しずつできるようになる、楽しい。
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