医学書を調べて、ひざの不安に対処する
RP走
今シーズン一番いい走りができた。
終盤、民家のガラスに映った姿は体が「く」の字に折れていた。
くまモンもんかっ
と言っている場合ではない。
腰を高くする方法を探りながら走るが、どこに力を入れれば、腰が高くなるかがわからない。
ステップ運動
初めて裸足でおこなう。
特に問題ない。
靴を履いている時よりも負荷は低いくらいだ。
ところが、これは凶と出た。
翌日になって、左ひざがじんじんと痛む。
翌日も雨のためステップ運動。
ひざ痛のためにそれも休もうと思ったが、テーピングしてゆっくりとやった。
終えてすぐひざにジクロテクトProローションを塗る。
数時間後、じんじんと痛みがひどくなっている。
週末の川崎ハーフを前にして、ちょっと不注意だった。
「調子がおかしい」とはっきり感じたときにはもう手遅れで、これを元のいい状態に戻すためには大変な時間を要します。
そうならないうちに、悪くなり始める兆しをいち早く感じ取ることが大切なのです。
「日本人の足を速くする」為末大 新潮新書
ここまで13週を順調に過ごして来たため、さらにパフォーマンスを上げることばかりに目が行って、故障の回避という視点が欠けていた。
あと7週という時点でそれを思い出したのは、不幸中の幸いだった。
どこかの部位が痛む場合、必ずしも原因がそこにはないことがある。
経路をたどるという考え方だ。
ひざの痛みが起きている時、それがどこからくるのかを考える。
今シーズン、三村メニューで重点的に筋トレしているのが左ふくらはぎ。
スポーツ医学書でひざの構造をしらべる。
痛んでいるのは内側側副靱帯。
半月板と並んで、もっとも傷めやすい部位の一つ。
構造図でみる限り、特にどの筋肉の代わりに痛みを発信するということはなく、精巧な作りのひざそのものに無理な力がかかったものと思われる。
今回のように"初めて裸足で"何かするという負荷は、慎重に少量から始める必要があった。
マラソン本番を7週間に控えた時点で、新しいことを始めると言うことは無理とは言えないが、立ち止まって丁寧に進める姿勢が必要だったと言える。
2月のWRJ新春ランニング感謝祭(ハーフマラソン)はぎっくり腰。
今回の川崎ハーフはひざの不安。
それでもなんとか無事に走りきらねばならない。
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