あと10日というところで、ひざを傷めてしまった
2週間前
テーパリングに入る。
練習量を落とせるのは至福の時だ。
これまで寒い日も、眠い日も、休みとなれば自らに課したメニューをこなしてきた。
ここに来て、強度はそのままに量を減らすことができる。
miCoach SMART RUN(MC)の本番での設定は決めかねている。
この日はマラソンモードを試したが、やはりリアルタイムペースの反映が遅い。
「この速さだと6分10秒くらいか?」
と手元を確認した時、まだ6分40秒だったりする。
50m、長い時には100mくらい昔のデータが表示されているのである。
レース本番では、5km毎のラップタイムといった大局的なデータがあればいい。
リアルタイムペースは正確ではなくてもいいだろう。
そう考えて来たが、ここに来て考えが変わった。
今この走りは、どれくらいのスピードが出ているのか?
それが瞬時、かつ正確にわからないと、レースでは大きなストレスになるからだ。
マラソンモードでレースを走る気にはなれない。
なんとか通常モードで走りたい。
これから、節電設定を突き詰めていこう。
レースと同じ数のジェルをウエストポーチ EBM407に入れて走る。
どらくらい揺れるかをチェック、あまりに揺れるようならば数を減らさなければならない。
ところが驚いたことに、ジェルを7つ入れたのにまったく揺れない。
今までのポーチはなんだったんだ?
これは嬉しい誤算だ。
あと10日という平日。
最後のナイトラン。
なんだかMCが見やすいな?
と思ったら、表示が「自動」になっていて、バックライトがついていた。
周囲の明るさを判断して、自動で点灯するなんて、なんて優れているんだ。
ただ、レースはお昼にある。
節電のために、これは本番ではオフにする。
左脚の強化メニューをこなしてから走り出した時、体が軽いと感じた。
40分のジョグから最後はウィンドスプリントで終えようとした時だった。
ほんの少し左膝が痛む。
ここは無理をせず、かといって止まることもなくWS3本をこなして練習を終えた。
やり過ごしていれば、そのうち治るだろう。
そう簡単に考えていた、この痛みは、そのままひざに居座り、レース直前までずっと心のど真ん中に居座ってしまった。
7ヶ月準備してきて、あと10日というところでひざを痛めるとは。
なんという不注意。
レースが近くなった今、筋力トレーニングの量とタイミングには、より慎重を期すべきだったのだ。
この日から、ジクロテクトProテープ+セラポアテープによるひざテーピングが欠かせなくなった。
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