素人には厳しい長野マラソンの第一収容関門
3-4km
靴を踏まれる恐怖心で飛ばしている。
練習ではあれほど、REBで徐々にペースを上げていたというのにだ。
3kmのラップを確認すると、予定よりも速い。
だが、これくらいの速さは大勢に影響ないだろう。
4-5km
グリップ給水ボトルでスペシャルドリンクを摂る。
昨年と同じ「レプレニッシュのOS-1割」
今年はホテルの冷蔵庫で冷やしてきたが、果たしてそれによって吸収が速かったかなどということは、もちろんわからない。
5-6km
5.1km第一関門
関門閉鎖までの残り時間は9分。
マラソンではよく「制限時間7時間」と言われるが、これはゴールでの話。
途中にも、いくつもの制限時間がある。
それを「関門」という。
長野マラソンでは「収容関門」と表記している。
関門についてマラソン講座の定義は、
道路・施設使用許可時間内に競技を終えるために設けられた、コース途中の競技中止地点。
大会規則として、スタートからの距離、閉鎖時刻が事前に周知される。
長野マラソンでは、最終参加者案内に収容関門の「距離」「閉鎖時刻」が、わかりやすい表にして掲載してあった。
関門閉鎖時刻までに関門を通過できなかったランナーは、そこで競技中止となる。
記録はDNF(Did Not Finished)
閉鎖時刻になると、大会係員が関門に立ち競技を中止するようランナーを制止する。
関門を突破するランナーを抑止するため、関門にロープが張られることもある。
閉鎖時刻は時刻とスタートからの経過時間で設定される。
経過時間は号砲からのグロスタイム。
ロスタイムの救済はない。
今回の長野マラソンでいうと、第一関門(5.1km)の閉鎖時刻は号砲から48分後。
後方のブロックからスタートして、スタートラインに到達するまでに10分のロスタイムがあった場合、そのランナーの第一関門制限時間は実質38分となる。
後方に並ぶのは申告タイムが遅いランナーであり、遅いランナーほど制限時間が短くなるというのは辛いところだが、これは仕方がない。
もしも、スタートの整列で遅いランナーを前に並べると、スタート直後の混雑の中、後ろからきた速いランナーと接触事故が起きる。
ただし、今回のように号砲が鳴る前に、ランナーを追い抜いていくのはまた別の話。
ましてや、靴を踏んで知らん顔なんて言語道断。レース場のテロリストだ。
5.2kmに第一給水所。
他の大会ではみかける、第一給水所の渋滞は起きていない。
さすが、長野マラソンだ。
手元のグリップ給水ボトルで給水しているので、ここはパスしていく。
善光寺の交差点「大門」
道路は左折、善光寺は右手。
一瞬だけ、首を90度右に振って「行ってきます」と善光寺、そしてHEIGOROの皆さんに心で唱える。
立ち止まって拝んだり、お辞儀していくランナーもいる。
人はそれぞれだ。
来年は6年に1度の「ご開帳」の年。
一段と賑わいが増すことだろう。
人はそれぞれだ。
来年は6年に1度の「ご開帳」の年。
一段と賑わいが増すことだろう。
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