3分でわかるUEFA CLの歴史
今日はUEFA CL決勝戦。
過去58年を3分でふり返ってみよう。
1955-56
「ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズカップ」という名称で第1回開催。
リーガのレアル・マドリーが優勝。
レアル・マドリーは第1回~5回まで5連覇した。
リーガとは「スペインプロサッカーリーグ」の呼称。
日本ではCXが「リーガ・エスパニョーラ」と言っているが、実際の呼称はリーガだ。
1985年
5月29日、リバプール対ユベントスの決勝戦前にリバプールファンが暴動を起こし39人が死亡。
後世、この事故は「ヘイゼルの悲劇」と呼ばれている。
これ以後の6年間、イングランドのクラブは欧州のカップ戦から締め出された。
3分でできるのはカップ麺だが、
カップ戦とはレギュラーシーズン(国内リーグ戦)の合間やシーズンオフに開催される大会。
短期集中型で行われる。
大半のカップ戦は、各クラブチームの興業収入確保のために行われるもので、リーグ戦に比べて格付けが低い。
Jリーグと違い、欧州主要リーグは、毎年のようにリーグ優勝に絡めるチームが固定化している。
その他大勢のチームにとってカップ戦は収入拡大、そして、サポーターと共に気勢を上げる場となる。
グループ別総当り(リーグ戦)による予選、ノックアウト(トーナメント)による決勝に分かれる大会としては「W杯」「コンフェデ」「UEFAカップ」そして「UEFA CL」などがある。
すべてノックアウト(トーナメント)で行われる大会としては、イングランドの「FAカップ」をモデルにしている日本の「天皇杯」などがある。
1991-92
UEFAチャンピオンズカップという名称での最終回。
FCバルセロナが初優勝。
1992-93
UEFAチャンピオンズリーグに改称して1年め。
UEFA CLのテレビ番組でしつこいほど聞かされるテーマ曲「UEFAチャンピオンズリーグ賛歌」が使われ始めた年。
1997-98
各国リーグチャンピオン以外のクラブに参加枠を拡大。
2004-05
第50回大会 一次、二次に分かれていたグループリーグが一本にまとまった。
5月25日、トルコ イスタンブールで決勝戦 ACミラン3対3リバプール PK戦でリバプールが優勝。
前半ミランが3-0でリード。
ここで大半のジェラードとリバプールのファンは寝てしまったが、後半に驚愕のドラマが待っていた。
2005-06
5月17日、フランス パリで決勝戦。
FCバルセロナ 2-1 アーセナル
「エトーのゴールはオフサイドだ」「判定で負けた」
とぶーたれるベンゲル監督が見苦しかった。
2006-07
2005年6月10日のUEFA理事会で「前回優勝クラブに出場権を与える」と規約が変更された。
その初めての適用を受けたのはFCバルセロナ。
5月23日、ギリシアアテネ オリンピック・スタジアムで決勝戦。
リバプール 1-2 ACミラン
2007-08
モスクワのルジニキ競技場で決勝戦。
マンU PK チェルシー
プレミアリーグのチーム同士の対戦。
2013-14
ポルトガルの首都リスボンで決勝戦。
マドリードに本拠地を置く2つのクラブが対戦。
決勝がダービーになるのはUEFA CL史上初めてのことだった。
クリスチアーノ・ロナルドはUEFA CL決勝という大舞台で
故郷ポルトガルに錦を飾れるか?
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