32kmで待っていたのはカナディアンクラブ
31-32km
ここに「二こぶらくだ」がある。
らくだのこぶのようなアップダウンが2回つづくから、大会主催者がそう呼んでいて、コース紹介にも出てくる。
4年前に走った時、このあたりは快調に飛ばしていた区間だったため、アップダウンだと感じなかった。
今回は、なんで後半にこの坂を置くかね。
コース変えるなら、これをなんとかしろし
とツッコミながら走っている。
片側1車線だけを使うため、コースは人で溢れていて、抜き場所もほとんどない。
(抜けないけど)
余っている車線に車は走っていなかった。
ランナー、あるいは地元のための救急車走路を空けているのだろう。
32-33km
高速道路のガードをくぐり、少し上りながら左に折れると再び堤防道路。
32.1
第12給水所
その先にカナディアンクラブが待っていた。
ウィスキーのエイドではない。
地元のロックバンドだ。
今大会のテーマソング「Drama」を歌う彼ら。
スタート地点でもトラックの荷台で歌っていた。
ガルウィングの片側を跳ね上げたツアートラック
「描いた未来を越えろ」
お世辞にもキレイとは言えない毛筆で力強く書かれている。
よくここまできたなっ
ここで、待っていたぜ!
デーモンか ^^;)
でも、そんな乱暴な物言いが嬉しくて、おかしい
「よくここまで来られましたね。お待ちしていました」
では、心に響かない。
マラソンの応援に敬語は要らない。
「頑張ってくださ~い」
ではなくて「頑張って~」「がんばれ~」でいい。
敬語を使わないなんて、長野の人は躾が悪いな
なんて思うランナーはいない。
「Drama」はセットリストには入れてこなかった。
切羽詰まったような曲調は、マラソン脳を揺り起こさない
という経験則からだ。
だがこうしてライブで聴くと、ずしんと心に響く。
ここで思うのは、コンサート会場で思うことと同じ。
ライブの力は強力だ。
「Drama」は今でも長野マラソン公式ウェブサイトで無料ダウンロードできる。
来年はセットリストに入れよう。
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