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2014年6月17日 (火)

ELLEGARDEN "高圧線" で笑う

26-27km
やっとの思いで駆け上った千曲川の土手。
オールスポーツの撮影ポイント。
右手奥にホワイトリングが映っている写真が撮れる。

千曲川にかかる更埴橋渡る。
橋を渡り右折、千曲川の土手を往く。

前回はここで、脳内にエンドルフィンが梨汁ぷっしゃーと広がった。
ここからゴールまでの15kmは、まさにパラダイス。
27kmも走ってきて、こんなに余力があっていいのか?
笑いが止まらなかった。
前回の記録証と比べると、タイムは今回のほうが5分速いのに、順位は700位も低い。

長野マラソン、そんなに出場者のレベルが上がったのか?
マラソンブーム衰えるところ知らず。
長野マラソンに集う強者ども、恐るべしである。

とにかく、ずっと楽しみにしてきた「快楽の更埴橋」は暗転し、憂鬱な更埴橋となっていた。


27-28km
上りだった前ラップに対して、平地の1km区間ということで、タイムは10秒挽回したが、好調にはほど遠い。

マラソンにいい曲ないかな?
と尋ねて若者に勧めてもらった「Up All Night」One Direction は全くココロに響かない。
つづいて、前回大いに気持ちを高揚させてくれた「fanfare」Mr.childrenはどうだ?
これも、へろへろな気持ちにはまるでダメ。

ダメな時はどんな名曲でも、やっぱりダメ。
音楽で地獄から生還できるなんて甘い!

そんな身もフタもない結論を見いだして、さらにレースは続く。
ただ、決して嫌気が差すということはなく、
なぜ、こんなに調子悪いんだろう?
おかしいな~
参ったな~
と嘆きながら前へ進む。
歩きたいとか、大の字になりたいとか、それほど限界に近づいているわけではない。


28-29km
28.1km 第10給水所
ここでも、多くのランナーが立ち止まって饅頭を頬張っている。
自己ベストも遠のいたし、饅頭くらい食べてもいいのだが、そういうランナーを見ると天の邪鬼が首をもたげる。
自分は真剣モードで走りに来ているんだ。
饅頭食べたり、みそ汁飲んだり(給水所では、みそ汁は出ていません)してる場合じゃない!

28.9km 松代大橋をくぐる「松代大橋アンダー」
ここでウォークマンからはELLEGARDEN「高架線」

おぉ、高架橋の下で高圧線とはグッドタイミング!
(この曲は高圧線と覚えている)
笑って、少し元気を取り戻した。

新コース2度めの長野マラソン

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