ELLEGARDENの「Missing」に申し訳ない。
16-17km
エムウェーブをぐるりと一周する、マラソンでは珍しいコースレイアウト。
エムウェーブを回り終えたランナーがはき出されてくる。
あぁ、あっちに入りたい。
そんなズルをする人はマラソンではいないわけだが、何とも羨ましい。
そういうことを考えているということは、調子が悪いと言うことであるが、走っている時はそんなことは認められない。
17-18km
エムウェーブを左周り。
施設の周辺道路なのに、アップダウンがある。
17.3km 第六給水所
左手のグリップ給水ボトルをここで捨て、初めて給水のお世話になる。
最終案内に載っていたここの「まんじゅう」を食べようと思っていたが、手を出す気になれなかった。
カラダがキツイ
ペースを上げるのが難しいことを自覚する。
前回の長野では、ここから調子が上がったのに。
この1kmは一気に20秒ラップタイムが落ちた。
18-19km
左手に後続のランナーを見ながら走る。
まだまだ、ランナーは集団でやってくる。
恐らく、完走ラインぎりぎりになるランナーたち。
皆しっかりした足取りに見える。
19-20km
19.0km 第七給水所 スポーツドリンクを「ごくん」と1口。
ごくんごくんとやると、2つめのごくんが余計になり、トイレが近くなる。
去年のとくしまではトイレに行きたくなった反省を踏まえて飲む量を抑える。
今回のレースでは一度も尿意は起きなかった。
新長野大橋有料道路への接続路。
徐々に登っていく。
前回はここが「登っている」と感じなかったが、今日は明らかに登っていると思う。
無理をしないよう、足を使わぬよう。
タイムはここでも落ちる。
ELLEGARDENの「Missing」がかかる。
沈み掛けた気持ちに、かすかな灯が灯る。
もっと楽しい気持ちでこの曲が聴けたらよかったのに。
曲に申し訳ない。
20-21km
橋の上、前回でた時よりも風が強く吹き付けている。
ここは自動車専用道路であり、沿道の応援がない区間。
走路監視のボランティアが声援を送ってくれる。
左手に見えているアルプスを見やる。
まだまだ、余裕があるぞ
と言ったりして
自分で自分に、無理があるだろ!と突っこんでいる。
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