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2014年6月23日 (月)

FIFAランキングがおかしい理由

ポルトガルの第2戦が近づいている。
その前日、ポルトガルにとっては好ましくない結果が出た。

2014年6月22日(日)
ドイツ 2-2 ガーナ (引き分け)

聞いとらんがーな
ガーナ ^^;)
そんなに強いのか。

ポルトガルが決勝トーナメントに進むためには、ドイツが米国とガーナに勝ち点を与えないで3連勝。
勝ち点9で1位通過してもらうのが理想だった。

■G組 星取り表(6月22日現在)
1ドイツ 4 +4
2米国 3 +1
3ガーナ1 -1
4ポルトガル 0 -4
(右側の数字は勝ち点 得失点差)

ドイツに「4点差負け」してしまったポルトガルはこれで残り2戦「2連勝」が必要になった。

なお、この試合94分(後半アディショナルタイム)
MF 11番 サリー・ムンタリが警告を受けた。
これで累積2枚目となり、次節ポルトガル戦は出場停止。
これが、ポルトガルにとってどう転ぶか。

6月23日 米国戦 7:00~9:00 地上波TBSが生放送
6月27日 ガーナ戦 1:00~3:00 地上波NHKGが生放送

ガーナ戦は夜更かしして生放送を見ることができる。
ガーナ戦を楽しみに待つには、米国戦で勝ち点3を取らなければならない。

2014年6月23日(月)日本時間 7:00

2014年 第20回W杯ブラジル大会。
ポルトガルが第2戦を迎えている。
対戦相手はFIFAランキング13位の米国。

ランキング4位、W杯最高位3位のポルトガルからみれば格下の相手。
だが、ドイツ戦の4点差負け。
ペペの出場停止。
コエントランの負傷。
今のポルトガルには手強い相手にみえる。

FIFAランキングってなんなの?
全然当てにならんじゃん。

1位のスペインが2連敗してグループリーグで敗退したし。
46位の日本が12位のギリシア相手に「勝たなければいけない相手」なんて言ってるし。
不思議に思っている人が多いだろう。

なぜFIFAランキングは当てにならないのか?
FIFAランキングは月に1度の頻度で、毎月更新して発表されている。
ここがポイントだ。

ポルトガルは2013年10月は14位。
それが11月には5位にジャンプアップしている。

これは、予選で苦しんでプレーオフに回り、そこで勝ったことが評価されているのだ。
欧州予選プレーオフは世界中でもっとも遅く行われており、それが終わると真剣勝負はW杯まで行われない。
従ってプレーオフで勝ったチームがW杯をランキング上位で迎えるのである。

W杯時点のFIFAランキングでは
・予選が激戦の地域
・予選で苦戦しながらも出場を決めたチーム
が上位に入りやすいということになる。

日本は早々にW杯出場を決めた。
アジア枠がゆるいからだ。
ここ数回のW杯の戦績からすれば2枠か3枠が妥当と思われるのに、4+1(大陸間プレーオフ)が割り振られている。
従って出場を決めた時点では、相対的に上位となり「30位代」にいたが、その後、他地域の予選が佳境となり「40位代に」安住している。

日本が6月25日に対戦するコロンビア。
やはり早々に出場を決めたため、2013年8月には「3位」だったが、現在は「8位」
つまり、現在調子が悪いのではなく、地力としては3位のチームなのである。
もしも日本がコロンビアに勝つことがあれば、日本にとってはW杯史上最高の金星となる。

W杯2014ポルトガル代表

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