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2014年6月 8日 (日)

Google Chromecast初期設定 これは、意外にも使える

Google Chromecastの箱を開けると、そこは雪国だった。
わけはなく、そこにはUSBメモリーの親分のようなカタチをしたクロームキャスト(以下、本体)が入っていました。

本体をHDMI端子に挿す。
パチモノ電子部品のような、ずさんなつくりのUSB規格と比べると、HDMI規格は上品な挿し心地。
カタチも非対称なので、向きを間違うことがない。

毎回のように向きを挿し間違えるUSB端子は、恐らく世界中の人々から時間を奪ってやろうという目論見のもとに設計されたのだろう。


ACアダプターをコンセントに挿す。
ACアダプターのプラグ部分は小ぶりで、それほど場所を取らない。
すぐに本体のパイロットランプにほのかな明かりが灯る。


ちなみに事前準備は以下の2つ。
事後準備でも構いはしないが、事前にしておけば、設定作業がスムースに進む。

1.スマホにGoogle Chromecastのアプリをインストールしておく
2.無線LANのパスワードをスマホのメモ帳に入れておく


スマホに入れておいたGoogle Chromecastのアプリを起動。
メニューに従い[次へ]を押していく。
無線LANのパスワードを聞かれるが、これは本体が無線LANを使用するためのログイン。
1度限り。
事前準備でスマホのメモに入れておいたパスワードをコピーしてペーストすればよい。

ほかの家族がいれば、別のスマホでも使える。
2台めのスマホでGoogle Chromecastを使えるよう設定をする際は、このパスワードは聞かれない。

設定が進むと、自動的にGoogle Chromecastを再起動する。

この無線LANルーターの設定では、PtoPの通信ができない。
設定を確認してください・・・
といった主旨のエラーが出ていたが、再起動が終わると、正常に設定ができていた。

もうこれで設定は終了。
呆気ない。


実際に使う。
Google Chromecastのアプリを起動する必要はない。
動画アプリ(ここではYou Tube)を立ち上げる。
これは、いつもスマホでYou Tubeを見る時にも使っているアプリ。
番組を選んで再生ボタンをタップ
つづいて画面上に現れるキャストアイコンをタップ

(その日初めての時だけ)
我が家のGoogle Chromecastを選ぶ。
すると、テレビにYou Tubeが映る。
テレビに映ると手元の画像は止まる。
動画を選んでキャストしたら(=送信同期をしたら)スマホ側はアプリを落としてもかまわない。

音量はスマホでも調節できるが、調整できる幅が狭い。
テレビのリモコンで操作するのが現実的。
動画によってはいきなり大きな音が出るので、テレビのリモコンを手元に置いておくとよい。

見るのをやめたい時は、スマホの画像をドラッグして右外に向けてフリック・アウト(捨てる)
これでテレビの動画映写が終わる。

本体に電源スイッチはない。
スマホから電源オフにする機能もない。

テレビの電源を切っても、本体のパイロットランプは点灯している。
これにより、どの程度の待機電力を食うのかは不明。
テレビがついている間、いつ触っても本体が熱い。
事故防止のために、使い終えたらコンセントから(ACアダプターの)プラグを抜いておくとよい。


画質は問題ない。
画像処理技術に疎いので、専門的には言えないが、32形のテレビで見ていて不満に思うことはない。
元々のソースが粗ければ粗いのは仕方がない。


予想とは違って、きちんと使える。
ただし、受け身で見ていることに違いはないので、いずれ飽きると思う。
いやもしかしたら、これまで食わず嫌いだったYou Tubeに新たな愉しみ方を見つけるのかも知れない。

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