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2014年7月27日 (日)

デコ記念試合 FCポルト10番のユニフォームがまぶしい

2014サッカーW杯が終わり、欧州のプロサッカーリーグに短い夏休みが訪れている。
いつもならば、5月に国内リーグ戦が終わり、7月にキャンプが始まるまでの2か月間が夏休み。
だが、2年ずらして4年に1度開催されるW杯・ユーロに招集されるトップ選手たちは2年に1度、夏休みが短くなる。
特にベスト16に残った国の選手たちは、とても疲れているはずである。

その夏休みまっただ中の2014年7月26日、デコの功績を讃えるデコ記念試合 Deco Testimonial Match が行われた。

日本時間 2014年7月26日(土)3:45キックオフ

UEFA CLを制した2003-04 FCポルト
UEFA CLを制した2005-06 FCバルセロナ
それぞれの主要メンバーが集まった。

その両方に所属したのがデコだ。
貴重な夏休みの最中、デコを尊敬し愛している昔の仲間が、引退したデコの功績を讃えるために集ってくれた。

こんなおいしい試合をデコファンとして見逃すわけにはいかない。
さっそく、各放送局の放送予定をしらべる。
だが、あいにく日本ではあまりデコ人気が高くない。
WOWOW、スカパー、もちろん地上波、どこにも放送予定はなかった。


両チームは当時のものではなく、現在のユニフォームを着用した。
デコが胸スポンサー付きのブラウグラナ(紺と臙脂、バルセロナのユニフォームの俗称)に袖を通すのは初めてだ。

FCポルトの監督はポルトガル人のホセ・モウリーニョ。
2003-04シーズン、CLを制したFCポルトでモウリーニョとデコは師弟関係を結んだ。
その後、モウリーニョはチェルシーへ。
デコもチェルシーへの移籍が濃厚だったが、憧れのチームFCバルセロナを選び、袂を分かつことになった。
その後、ホセ・モウリーニョが指揮するインテルへの移籍が決まりかけたことはあったが、当時の所属チームであるチェルシーが手放さず破談。
同じチームで戦うという意味では、10年ぶりの"再会"となった。

<前半>
FCバルセロナの8はジュリ
かつてシャビ、デコと共にちびっこトリオと言われたFWだ。
デコはFCポルトの一員として、10番をつけて登場。

2003-04シーズン
FCポルトはポルトガル国内リーグスーペルリーガ(当時名称)で優勝。
その後、UEFA CLも優勝。
デコはUEFA最優秀選手に選ばれた。

FCポルトは欧州代表として、2004年12月にトヨタカップ(最終回)に来日したが、デコは既にFCバルセロナに移籍しておりメンバーには居ない。

爽やかな白地に青のストライプ。襟なし。
胸にMEO、背中にSUPER BOCKのスポンサー名が入る。
デコがまとう姿を見て、FCポルトのユニフォームが欲しくなった。
新シーズンのFCポルト1stに、DECO 10 をマーキング。
青いパンツまでは予算が廻らないので、それはチェルシー(2008-09)のもので代用しよう(笑)

10番はかつて、FCポルトでつけていた番号だ。
FCバルセロナ移籍時、10はロナウジーニョが付けていたため、デコは20を選んだ。
以後、チェルシー、フルミネンセ、そしてポルトガル代表でもデコは「20」を付けた。

*2008年チェルシー移籍時、キャンプ合流時「19」のシャツを付けていたことがある。
*2010W杯の予選終盤、一時期ポルトガルの「10」を付けたことがある。


2分
デコからのラストパスをうけたデルレイ(11番)が先制ゴール。
FCポルト 1-0 FCバルセロナ

14分
デコがドリブルでゴール前に迫る。
左サイド、角度は狭いがシュートを打てなくはない。
だが、軽くフェイントを入れてマッカーティ(77番 既に引退)へマイナス角度のパス。マッカーティが決めた。
このパスこそが、この試合で最もデコらしい瞬間だった。


前半途中、デコはキャプテンマークを外して途中交代した。
もう交替なの?
現役を終えて1年。体力が衰えているのか。

つづく

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