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2014年7月28日 (月)

デコ記念試合 メッシのアシスト ファンボメルの祝福

<後半>
前半でピッチを退いたデコ。
後半はFCバルセロナの20番をつけて登場。
前半はベンチにいたメッシも、後半から10番をつけて出てきた。

2005-06シーズン
FCバルセロナ はリーガ2制覇。
デコが加入してから2連覇である。
デコはFCポルト時代から数えて、国内リーグ4年連続優勝。

続いてUEFA CL決勝ではアーセナルを破って優勝。
デコはFCポルト時代以来、2年ぶり2度目のCL優勝。

2006年のクラブワールドカップ(CWC)にFCバルセロナは来日。
インテルナシオナルに 0-1 で敗れた。
結果的に、デコのプレーはこれが日本では最後となった。

52分
エドガラス・ヤンカウスカスがゴール
FCポルトが3-0とリード。

53分
オフシーズンだというのに全力で走るメッシ。
GKを引きつけて、ゴール前にいたエトーの前に砂糖をまぶしたパス。
DFがやって来るまで、ゴールライン上で蹴るのを待つユーモアたっぷりのゴール。

デコとメッシが同じチームだった頃。
メッシは怪我がちで定位置を獲得するには至っていなかった。
体は細く、視線は伏し目がち。
どこかおどおどしていてパシリの少年のようだった。
今や体の芯が太くなり、髪型もどことなくデコに似たサラリーマン風のショート。
笑顔は貫禄たっぷりだ。
当時、メッシがロナウジーニョとデコを尊敬していると語っていたのは本音だった。
そうでなければ、W杯を終えたばかりのオフに出てくるわけがない。

56分
10番のメッシがGKと1対1になりながら、デコにヒールパス。
デコはノートラップでループシュートを決める。
両手を合わせて拝むポーズで場内に謝意を表すデコ。

ここで驚いたのは祝福するFCバルセロナの選手に17番ファンボメル(既に引退)が居たことだ。
かつて、2006年W杯のベスト16戦でポルトガルがオランダに勝った試合後のこと。
ファンボメルはメディアに向かって「ベスト8ではイングランドが簡単にポルトガルに勝つ」と発言した。
(実際にはポルトガルが勝ちベスト4へ進んだ)
FCバルセロナではチームメイトであるファンボメルの言葉に対して、デコは紙面で「信じられない」と述べた。

あれから8年。
時は流れ、二人がぎこちないとは言えハイタッチしている。

デコゴールに、満員の場内ではウェーブが起きた。
かなりの客が入っている。
それは、豪華メンバーが揃っているからだと言う人もいるだろう。
だが、2005年2月に行われた「FIFAオールスタースマトラ沖地震慈善マッチ」では、移籍市場換算で634億円分のオールスターが揃っていたにも関わらず、カンプノウはがらがらだった。

そうか、ポルトガルの人たちは皆デコを忘れていなかったのか。
日本ではこうはいかない。
あの客席に一員として加わりたかった。
ポルトガルの人たちとバーでデコを語りたい。

61分
ゴール前に詰めたヤンカウスカス(既に引退)が見事なゴール。
現役選手かと思った。

67分
オフサイドラインぎりぎりの飛び出しでDFの裏を取ったエトー。
フェイントを入れてタイミングを外してから2点めのゴール
FCポルト 3-3 FCバルセロナ

81分
エトーがメッシへお返しのグッドパス。
メッシがヘッドで決め、初めてFCバルセロナがリードを奪う。

一旦、お役ご免となったかに見えたデコ
なんと、再びFCポルトの10番をつけて再出場。
45分の間で両チームに出る選手を初めて見た。
粋な計らいだ。

89分
ゴール正面にいたデコに山なりのパスが入る。
ワンタッチでループを蹴ると、ボールはGKの頭上を越えクロスバーに薄く当たり、ゴールマウスに吸い込まれた。
これが正真正銘、デコファンが見る最後のデコゴールとなったかも知れない。

FCポルト 4-4 FCバルセロナ

試合後2人の女の子がデコに駆け寄る。
少し遅れてデコの抱っこにありつけなかった男の子はデビッド君だろうか。
2007年8月、来日を待っていたデコファンにもたらされた情報は、デビッド君誕生のため、デコが来日を取りやめたというものだった。
3人のお子さん向けに渡した新幹線ダイキャストモデル(トレーンのNゲージ)は、今もデコ家にあるだろうか。
さらに遅れてショルダーバッグを左肩に提げた奥さんがピッチに入り、デコを祝福した。

子どもが小さい。
そうだ、まだデコは36歳なのである。

この次にデコと会える日が待ち遠しい。

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