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2014年7月11日 (金)

原因不明 シャトルバスを待つ90分の渋滞

テニスコートを出る頃には、もう荷物待ち渋滞は解消していた。
さて、バス乗り場はどっちへ行けばいいんだろう?

最終参加者案内にはフィニッシュ会場図があったが、持ってきていない。

長野マラソンはシャトルバスのコースが多い。
恐らく、コース数では日本一ではないか。
長野駅東口行きと篠ノ井駅行きは、確かこの広い公園の東西の端にある。
できるだけロスなく目的の場所へ行きたいのだが、順路の案内が至る所に出ているわけではない。

大会本部スタッフらしきジャンパーを着た男性に、長野駅行きのシャトルバスはどっちですか?と尋ねる。
南長野運動公園では、大規模な工事が行われていて、目的のバス乗り場はその工事現場の向こう側だ。

前を歩く人に続いて工事現場つたいに歩き、物販をやっている広場(第1駐車場)に出た。
だが、そこからどういけばいいかわからない。
物販テントのそばにいた女性スタッフに聞く。
バス乗り場はどこですか?

あの列の後ろです。
指さす先には、角砂糖に群がるアリのように不規則に並ぶ細い列。
「今からだと1時間待ちですね」

え゛ それはあんまりでしょ。
時計の針は14:15を指している。
これでは、16時から始まるフェアウェルパーティに間に合う人は、サブ4以内の人だけじゃないのか。

列の最後尾に着いたところで、スタッフに尋ねると
「1時間半くらいかかりますね」
予約している新幹線まで、あと90分。
これでは間に合わない。

2010年大会の時は、ほぼ同じ時間帯に並び、およそ15分でシャトルバスに乗ることができた。
出場ランナーが1,500人増えたくらいで、こうも渋滞が伸びるものか?
何がなんだか、さっぱりわからない。

バスに並ぶのは諦めて、第1駐車場に戻り、今度はさっきの女性スタッフにタクシー乗り場を尋ねる。
ところが、タクシーにも長蛇の列。
いつもならば、タクシーが人を待って列を成しているものだが、今日は正反対。
リュックを背負ったランナーが、たまに颯爽とやってくるタクシーを待っている。
こんな時、1人で乗り込んでいく人は、見ていてもったいない。
「長野駅行く人いますか?列の消化を速くするために、一緒に行きましょう!」
そんな気の効いた人はもちろんいない。

予約しているダイヤはE7系グランクラス。
この半年、ずっと楽しみにしていた車両だ。
しかし、この分では定刻に滑り込むのはムリだ。
せめて、グランクラス代金8000円をムダにしたくない。
そう思って、えきねっとに電話をかけるが、ずっと話し中でつながらない。

万策尽きた。

といいつつ、その60分後、僕は長野駅で昨日取り置きを頼んでおいた「わさび」を買っていた(笑)
2010年長野マラソンの帰り、長野駅の売店にたった1本残っていたのがこの「すりおろし生わさび」
ビニルチューブに入っていて要冷蔵。
品切れしてはまずいので、前日に取り置きを頼んでおいた。
「何本ですか?」
と聞かれ、えぇかっこしーなので1本といえず、つい2本と言ってしまった。

このわさびは開封してから数日は、とにかく美味い。
スーパーの寿司売場で「わさび抜き」を買ってくる。
ネタをはぐって、わさびを3~4cm注入。
それでもつーんと来ない。
爽やかな辛さ。
美味しいわさびは「つーん」と来ないのだと知った。

コインロッカーから「湘南」に入れた旅の荷物を出し、靴を履き替える。
重くなった手荷物をやっとこさで担いでホームに降りると、すでにE7系あさまは入線していた。

事前のしらべで車内サービスはないとわかっているので、ホームの自販機で缶コーヒーを購入。

新コース2度めの長野マラソン

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