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2014年8月19日 (火)

180度フルリクライニングする斬新な椅子

ニッキュッパの椅子がご臨終となってすぐ、後任の選考に入る。
"高級椅子"を7年使ってきたので、今度は目も肥えている。
7年前との違いは、インターネットでほとんどの品が見比べられると言うことだ。
まず家具屋に行くのではなく、その前にしらべられる。

まずはじめにアスクル、カウネットのカタログでチェックポイントを洗い出す。

■肘かけの有無
机の奥行きが深い場合、机に肘が置けるので、肘掛けは使わない。
机の奥行きが短い場合、肘掛けは必要。
肘掛け有りで選ぶ場合、肘掛けの幅・高さ調節ができるとよい。

■ある程度、値段が張るもの。
OAチェアで壊れやすいのは、座面を上下させる油圧シリンダー。
安いモノを買うと、寿命が短くなるということは学習済だ。

つづいてインターネット。
どのような品が、どれくらいの価格で買えるか?

amazon、カカクコム
キーワード「OAチェア」で検索。
かなりの点数があり、しかも安い。
思わず「カートに入れる」を押してしまいそう。

購入者によるレビューも載っている。
「体に合わなかった」
「仕様が思っていたものと違う」
このような場合、大きいモノだけに返品が面倒だ。

導き出した結論は、体に密着して使うものだから、この目で見なければ買うことはできない。
必ず実際に座って確かめるということだ。

カタログやネットはアタリをつけるだけ。
購入はホームセンター、家具店の店頭へ。
ネットで目星をつけたとしても、椅子の場合、多メーカー・多品種なので、指名買いは難しい。

前回と同じ家具屋に赴き、すべての椅子に座ってみる。
最終候補に残ったのは「DXL」
フルリクライニングするレーシング・シート風のOAチェアだ。

メーカーはルームワークスという兵庫県川西市の家具メーカー。
メーカー提示は29,800円。
店頭価格はさらに安かった。

Dxr1
メーカーサイトの写真です。

180度までリクライニングするのが、他にない特長。
別途購入したオットマン(足乗せ台)を使い、3時間程度の仮眠が快眠できた。
ただし、滅多にリクライニングを使うことはない。

ヘッドレスト、ランバーサポートは取り外せる。
パソコン作業をしている時、ヘッドレストが首に当たることはない。
パソコンで映画を見る時は、なかなか具合がいい。


ランバーサポートは上下位置が簡単に変えることができ、腰にしっかりしたサポートが得られる。
平常時は使わず、右側に出しておく。
マラソンシーズン中、練習後疲れている時に腰に当てると、とても気持ちがよかった。


昇降は、ガス圧式。
果たして今度は何年もってくれるだろうか。

肘掛けは高さの調節ができる。
ただし、左右幅の調節はできない。
パソコン作業時、どちらかの肘だけしか乗せられないのが玉に瑕だ。

使っていた椅子を廃棄するのは面倒。
ネットやカタログ通販購入の場合、廃棄する椅子は市区町村の「粗大ゴミ」に出さなければならない。
家具屋さんならば「引取してくれませんか?」と交渉できる。

通販品は九分九厘、組み立て品。
カウネットには、プラス1,000円程度で組み立てサービスがある。
家具屋さんならば、組み立て品の場合も「組み立て納品して!」と交渉できる。
万が一欠陥品だった場合も、家具屋さんで買えば引取交換が容易だ。

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