亡霊のように蘇るコメント
まーじか?とコメントをマージするATOKを褒めてめでたし、めでたし。のはずだったのだが、厄介なことが起きた。
従前の登録を削除して、同じ読みで同じ語句を登録した場合もコメント履歴がマージされてしまうのである。
順を追って説明しよう。
まず、古いほうの登録の削除から。
佐藤一郎<<総務部>>
変換候補を出している時に[Ctrl]を押しながら[Delete]を押下。
これでユーザー辞書から消える。
つづいて同じ読みで同じ語句を登録。
ただし、コメントを変更する。
ここでは、佐藤一郎 コメントは経理部
ATOKバーから「辞書ユーティリティ」をたち上げる。
ツール>ファイルから登録で登録
こうして変換すると、
佐藤一郎<<総務部・経理部>>
総務部というコメントは、古い登録の削除と共に消えたはず・・・
ところが、亡霊のように、古いコメントも表示されてしまうのだ。
つまり、登録語の削除は「論理削除」であり、「物理削除」ではないということである。
さて、こういった場合は、辞書ユーティリティで過去のコメントを物理削除する必要がある。
辞書ユーティリティ起動
当該の語句を表示させる
選択して右クリック>コメントの編集
上から古い順にコメントが並んでいる
表示させたいコメントを1つ残して、削除したいコメントを選択して[削除]
[適用]
これでコメントは1つだけになった。
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