長野久義を置いてでも、巨人が獲りたかった大田泰示
もうダメかと思っていた
いや、まだダメかも知れない
それが巨人大田泰示の現状である。
大田泰示(おおた たいし)は、2014年シーズンでようやく芽が出かかったNPB選手。
東海大相模高校-巨人
外野手 右投げ右打ち
身長188cmは岡本和真よりも5cm高い。
1990年6月9日
広島県三次市生まれ。
広島出身だが、かぷーは大田泰示をドラフトで指名していない。恐らく、交渉権を得ても入団の見込みが薄いという調査結果だったのだろう。
2004年12月
広島県福山市民球場で行われた巨人主催の野球教室で原辰徳に打撃を褒められる。
驚きなのは、かぷーのお膝元で巨人が野球教室をやっているということだ。
プロの試合はフランチャイズ制で保護されており、無断で開催できないが、野球教室は仁義を切る程度でできるのだろう。
2005年
原辰徳の母校 東海大相模高校(神奈川)に入学。
2年までは三塁手、3年から遊撃手。
2008年10月15日、大学進学を表明していたが一転、締め切り日にプロ志望届けを提出。
希望球団は巨人。
巨人以外からの指名ならば、進学する見通しと報じられた。
2008年10月30日
第44回ドラフト会議
2005年開催のドラフト会議より、高校生と大学生・社会人が分離され「高校生ドラフト」が別日程で行われていた。
2007年10月2日に、2008年から元に戻し合同開催とすることが合意された。
大田泰示を巨人と福岡ソフトバンクホークスが1位指名。
抽選で巨人が交渉権を獲得。
それまで、抽選で4連敗だった原監督が左手で引き当てたが、それは秋山監督が引いたあとの残りくじ。
別に右手で引いても当たりだった。
巨人は2位でホンダの長野久義(2006年ドラフトで日本ハムに4巡目指名されたが辞退して本田に入社)を指名する予定だったが、2巡めでは指名順が早いロッテが指名。
結果的に長野久義はホンダに残留して、翌2009年ドラフトで巨人の指名を受けた。
このドラフトでは、長野久義をロッテにさらわれた巨人は、指名順が逆順になりロッテより早い3順指名で、ロッテが獲得をめざしていた斎藤圭祐(投手 千葉経大付高)を指名した。
大田泰示は、長野久義を2巡にしてでも獲りたい逸材だったのである。
2008年11月15日、大田泰示の背番号が55に決まる。
巨人は、松井秀喜がメジャー移籍後、55を空き番にして復帰を待っていた。
55を大田泰示に渡すことは、事前に松井秀喜に相談して了解を得たと報じられた。
つづく
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