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2014年10月21日 (火)

神宮で蚊に刺された テング熱を疑う

先日、神宮外苑に居た時のこと。
木陰に立ち尽くしてから、およそ1時間が過ぎた頃、足下にちくりと痛みを感じた。

あ、蚊に刺されたな

その瞬間にあの病名が頭をよぎった。
確か感染を媒介した蚊が出没すると報道されていた場所はこの近くだった。

不注意ではあったが、刺された後に考えても仕方ない。
「蚊に刺された程度」
というのはたいしたことがないという比喩に使われる。
たいしたことないさ!
そう言って、簡単に片付けた。

その翌日の夜、いつものように居間でくつろいでいると寒気がした。
寒いうえに、けだるい。
確かテレビのお天気コーナーで、急に気温がさがったと言っていたな。
そろそろ暖房が必要な季節がやってきたのだ。
エアコンを入れて暖をとるかと思ったが、それ以上に体が安静を欲していたので、いつもより早く床に就いた。

翌日は朝から倦怠感に包まれていた。
風邪の初期症状だ。
早めのパブロンを飲んで、回復を待つ。
しかし時間が経つにつれて状態は悪い。
そこらを歩いただけで、関節や筋肉の節々が痛む。
はて、何か肉体労働をしただろうか?

体が疲れている。
少しの距離を歩くのも辛い。
こんな日は、早々に帰宅して静養するに限る。

さて、12時間睡眠をとり目覚めた朝。
昨日よりも頭はすっきりしている。
よし、風邪は抜けているな。
これならば、仕事に行けそうだ。

そうそう、ここ数日、検温をしていない。
一応、体温を測っておこう。
そうすれば、安心して仕事に行ける。

しかし、テルモデジタル体温計が示した数字は意外なものだった。

37.9

え゛嘘だろ
平熱は35.7度あたりなのに。
もう1度測ってみる。

38.0

いつもの風邪では、熱は37.0までしか上がらない。
それより、さらに1度上を行っている。

行き先は会社ではなく、病院に変わった。
まさか、あの病名ではないだろうか?
この高熱は尋常ではない。

つづく

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