関東春マラソンの調整レースに!第16回WRJ新春ランニング感謝祭
2015年2月1日<日>
恒例のWRJ新春ランニング感謝祭が多摩川で開催される。
今回は第16回。
WRJ(World Runners Japan)は、走ることで飢餓の終わりにしようというNPO。
大会の経費を引いた収益は全額、慈善事業に充当される。
春マラソンに先駆けて行われるハーフマラソンであり、3週間後の東京マラソン、4週間後の静岡マラソン、6週間後の横浜マラソンなどの試金石となるレースだ。
この大会が特筆される点は参加費が安いこと。
2013年までは2,000円。
2014年から値上がりしても2,500円。
今回は据え置きの2,500円。
例年そして今年も同日に開催される「神奈川マラソン」(ハーフマラソン)は5,000円。
WRJは河川敷
神奈川は公道
走るコースが違い、コストが違うとはいえ、ハーフを走るだけで2倍の価格差は大きい。
ところが、WRJ新春ランニング感謝祭は毎回参加者が少ない。
前回は定員2,000人に対して、およそ450人だった。
一方の神奈川マラソンが定員7,500人であるから、どえらい人気の差だ。
そこで2015年、主催者はてこ入れ策に出た。
2014年大会まで、格安の手作り大会であるため、タイム計測はなし。
記録証の台紙をもらうことができ、どうしても記録証が欲しいランナーは自分で書き込むという趣向だった。
今時、大半のランナーはストップウォッチを付けて走る。
タイムは自分で測るものだ。
タイム計測にかかる費用を値引いてくれる、この大会の趣旨は大いに賛同できた。
今回初めてタイム計測システムを導入するのだが、前述の通り価格は据え置き。
機材やチップのレンタル料はばかにならないので、その分、飢餓を解消する寄付金が減ることになる。
てこ入れの第二弾は、エントリー開始時期。
今回のエントリーは9月開始。
前々回は11月、前回は10月、そして今回が9月。
2年つづけて、一か月前倒しされた。
競合するハーフマラソン大会よりも、早く長く告知して、お座敷をとろうということだろう。
エントリーの締めきりはRUNNETとスポーツエントリー。
つまりインターネット申込みが2015年1月4日。
郵便振込手続きは1月16日締切。
ナンバーカードは事前にメール便で届くので、家でゆっくりナンバーカードを付けて準備できるのがいい。
「貴重品預かりはない」と謳われているが、例年、荷物預かりはあり、前回の場合、70Lのビニル袋に入る荷物を預かってくれた。
例年、2月の第1日曜は天気がいい。
これは、従前2月の第2日曜開催だった2011年大会が猛吹雪になったことからの変更だろう。
2013年大会は晴れ、2014年大会は曇り。
2014年大会、正午の気温は9度。
タイムを狙うには、ほぼベストコンディションだった。
前回と同様、今回も川内優輝のそっくりさん芸人、M高史がゲストランナーとして参加する。
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