東京から名古屋まで食べに来た「堂島misoろーる」
10:00
「サロン・ド・モンシェール」
開店と同時に喫茶コーナーに入室。
今日初めて、そしてただ1人の客だ。
席につくと早速、店員さんに「堂島misoろーる」をここで食べられないかと打診。
とても感じが良くて愛らしい店員さん
「大丈夫です!」
待つこと7分
セットで頼んだ珈琲とカットした「堂島misoろーる」が出た。
このまん中に入っているところが味噌ですか?
すると、愛らしい店員さん、にっこり笑って意外な回答。
「いえ、そこには味噌は入っていません。味噌は生地に練り込んであります」
え゛、そうなの?
味噌味のする甘いクリームって、どんなだろう。
とここ1ヶ月ほど楽しみにしてきたのに。
大人になってから、どこに出しても恥ずかしくないようにと(嘘)
子どものころ、母親に仕込まれた下関仕込みの?ナイフとフォークを駆使して、味噌ロールを1口ほおばる。
うん!みそ・・・
の味がわからない。
これならば、味噌が苦手という人でもOKだ。\^^)オイオイ
たった1人で占有するゴチック調装飾(曖昧)の洋室。
スピーカーからは低い音量でボサノバ(多分)が流れている。
いや、カントリーだったりして。
ボサノバといえば、フランス人がふんふんふふんと眠たい声で歌うんだったと思うが、この歌では女性がはっきりとした英語で喋っている。
食べ進んでいく味噌ロール
いくら食べても、味噌の味がわからない。
その味は全然しないとも言える。
最後に目を閉じて、意識を舌に集中。
味噌が練り込まれているという生地だけを舌で転がして味わう。
だが、味噌の妖精は微笑まなかった。
もちろん、オカザえもんの顔も浮かばない。
後でしらべると、駅構内で売られていた
ジャンシアーヌ「なごやかロール」には、クリームに味噌が入っていた。
10:40
ゆっくりと珈琲を楽しんでから「サロン・ド・モンシェール」を後にする。
隣りにあったローソンでパピコを買う。
食べるためではない。
品川駅で買った「舟和の芋ようかん」に入れるために、保冷剤が欲しかったのだ。
だが、生憎おめあての品はなし。
その代用として、パピコに白羽の矢が立った次第。
名古屋駅に戻る。
母へのお土産にする"柔らかいお菓子"は「両口屋 旅まくら」を選んだ。
分量が少なめ。値段も安い。
1つずつのサイズが小さい。
一度に多くを噛んで飲み込めない母にはちょうどよい。
後日、このお菓子は喜ばれた。
僕らとは違う世界に遊び、言葉の意思疎通がない者どうし、わかり合えるのは飲んで食べてに積極的かどうか。
小さい「旅まくら」をさらに小さくちぎる。
口に運ぶ手から入った菓子は、よどみなく弱い力で租借されて、やがて、のど元から胃へ消えていった。
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