八丁味噌のロールケーキ 堂島misoろーる
オカザえもんの著書「オカザえもんの八丁味噌レシピ」
その中で紹介されている「味噌ロール」に魅せられた。
これは、食べてみたい。
味噌をそのまま食べれば辛い。
味噌とクリームをどのように混ぜるか。
その味はどうなるのか。
甘辛い、未知の味わいになるのではないか。
でも、パティシエではないし、お菓子作りが趣味の友だちもいないので、作るのは難しい。
それならば、既にこのレシピに目を付けた洋菓子店が作っていないか。
そうして、見つけたのが後述する「堂島misoろーる」である。
「堂島misoろーる」は大阪・心斎橋に本店がある洋菓子店「サロン・ド・モンシェール」の名古屋店で限定販売している、八丁味噌を使ったロールケーキ。
2013年3月発売。
ネットのお取り寄せは無く、店頭販売のみ。
これは、長野マラソンで行った「HEIGORO」の「藤ロール」と同じ。
「旅のしおり」取材で名古屋店に電話をかけた。
できれば、保冷剤を入れてもらい、名古屋から佐世保へ移動。
実家へのお土産にしたい。
洋菓子が好きな姉が喜んでくれるだろう。
「日保ちは当日限りなんですよ。
保冷剤は2時間まで無料でおつけします。
ただ、有料で入れても最大5時間です」
何せこちらは途中下車の旅。
名古屋を出て5時間だと、まだ山口県あたりにいる頃だ。
「途中で保冷剤を買い直せば、さらにもつかも知れませんが・・」
電話しておけば、取り置きもしてくれるとのことだったが、佐世保まではおよそ半日。
おみやは諦めることにした。
改札を出ると、洋菓子店に「味噌ロール」の文字が出ている。
ジャンシアーヌ「なごやかロール」
八丁味噌のロールケーキがホールで1,029円。
だが、おみやは諦めているのでパス。
狙いは「堂島misoろーる」をカットしてもらうことに絞ってきた。
9:00
お土産売店で名古屋グッズをチェック
河村たかしグッズは、依然として出ていない。
「黒ひげ危機一髪オカザえもん」594円
あと一個だったので、つい買ってしまう。
だが、あとで他の店をのぞいたら、たくさん売っていた。
菓子店に立ち寄り、母に買う柔らかくて、くずが出ない和菓子を見定める。
いくつかの候補をメモして、広小路口へと向かう。
いつも地下鉄東山線に乗って帰宅していた懐かしいルート。
新幹線開業50周年ということで、東海道新幹線を経営するJR東海の本社がある名古屋らしい写真を1枚。
右側に立っていた女子高校生は、カメラを構えるとすぐにささっとフレームから外れてくれたのだが、左にいたおばさんは、カメラを向けても微動だにしなかった。
人はそれぞれ、信じる道、正しいと思うこだわりがあるのである。
広小路口にあった大名古屋ビルヂングは、前年の夏に来た時には更地になっていた。
お馴染み、名古屋市政100周年モニュメント「飛翔」の向こうには、ただ雑然と雲ひとつない白青い空だけが見えていた。
そして一年後、くもり空と建てかけのビルが見えている。
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 貸し切りの平和祈念像 長崎稲佐山スロープカー(2025.02.05)
- 初日から速さに目を見張ったFLAGSHIP STOREの会計オペレーション(2025.02.02)
- 磨き抜かれた夢の街 長崎スタジアムシティ開業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【1】(2024.12.28)
- 東町運動公園とアダストリアみとアリーナが頭の中でつながらない(2024.12.23)
- 長崎とここに訪れる人達を笑顔にする町が、まさにあと数分で生まれようとしていた(2024.12.11)