グリーン車の肘掛け幅は、およそ3倍
初めて間近で見る大きい「A」のロゴ。
どうだ!
とファンを圧倒している。
11:23
のぞみ161号
定刻名古屋発
9号車5-A
ここから新大阪までは「海側」
この区間の東海道新幹線は岐阜、滋賀、京都と内陸を走るので海は見えないが、一応海側と呼ぶことにする。となりのB席は空席。
今日はまだ、となりの人との肘掛け戦争を経験していない。
早速、メジャーを取り出してグリーン席の肘掛けを採寸。
細い部分が140mm、レザーの部分が145mm
普通車の50mmと較べると2.8倍。
この肘掛けも中間に仕切り線はない。
肘掛けマナーでいけば、これはA席(山側はD席)の人が使うことになる。
A席(D席)には窓際にも肘掛けがある。
その幅は80mm。
窓際の肘掛けからはテーブルが登場する。
古来からあるシンプルな作りなので、取り出すのはさほど、苦にならない。
E7系グランクラスの格納テーブルは、ばきっと壊しそうだった。
他は完璧なだけに、あの人間工学に基づかないテーブルは画竜点睛を欠いている。
窓の外はくもり空。
陽が照っていれば、他の乗客のためにもシェードを閉めなければならないが、閉めなくて済むのは助かる。
足置き(フットレストです)が近い。
これでは、足を伸ばせない。
11:29
A車ワゴンが通る。
午後のお茶にはまだ早い。
名古屋から岐阜羽島の間、左へ右へと旋回するのを感じる。
かすかな振動もある。
11:30
「おしぼりでございまーす」
岐阜羽島を出ると、車掌がやってきた。
帳面に目を落としながら「お、ここか」とやって来るから検札かと思った。
どうやら、おしぼりを渡したか?チェックらしい。
名古屋から乗ってきた客1人1人に手渡し、アルカイックスマイルを讃えて
「ご乗車ありがとうございます!」
これがグリーン接客か。
海側なので、Panasonicのソーラーアークは反対側。
D席の2人連れが、おぉでかいと感嘆している。
ふと車窓の景色を見ると、家が皆傾いている。
おぉ、これはヨーロッパのどこかの町の写真で見たことがあるぞ。
と思ったら、こちらが左カーブで、大きく左に傾いていた。
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