グリーン車 謎のボタン ときめく広島
13:03
岡山着
窓ガラスにも雨の一筆書きが後ろに流れていく。
岡山は1972年に開業後初めて、新大阪以西に延伸した新幹線の終着駅。
車両基地に並んでいる新幹線車両は、いずれも700系ばかり。
岡山シャトルのひかり号に充当されているのだろう。
13:05
「到着時刻をお知らせします。広島 13時40分」
アナウンスの声に時計を見る。
もうあと35分しかないのか。
2年越しのN700A。初めて乗るグリーン車。
いい思い出になった。
あと、1時間長くてもいいぞ!
新幹線が目的の駅に近づくと、いつも同じことを想う。
13:17
残りわずかになった時、気づいたことがある。
フットレストをたたんだ状態で足を乗せていたのだ。
道理で窮屈なはずだ。
フットレストの使い方
ペダルを踏みながら、ステップを
お好みの位置に調節してください。
今、写真をみてキャプションに気づいた。
13:18
雨が強く降り始めている
ここでも、備え付けコンセントでスマホの体験充電。
普通車は窓際と妻側の足下。
グリーン車は席を隔てる肘掛けに敷設されている。
そこで、もう1つ正体不明のボタンを発見した。
先ほどから点けているので、1つは読書灯だとわかっている。
写っている丸いボタンのうち、左は読書灯。
右が謎のボタン。
L字のようなアイコンが描かれている。
2013年にグリーン車のオーディオサービスが終了しており、それとほぼ同時に運用開始したN700Aには、はじめから、オーディオ操作パネルがついていない。
以前は、丸いボタンのさらに右側にボリュームなどを操作するパネルがあった。
正体不明のボタンは押さない。
これは、コンピューターに向き合う時の鉄則だ。
「つい押してしまったんです」
「たいしたことないと思って押したんだけど」
そうやって、気軽にマルウェアを踏んでしまう人が後を絶たない。
だが、ここは旅の途中。
なにが起きても、旅の恥は掻き捨てというではないか。
意を決して、押してみた。
なにも、起こらない。
フットランプか?
明るいので、何が起きているのか、何も起きていないのかがわからない。
スチュワーデスが飛んできてはいけないので、すぐにもう1度ボタンを押しなおした。
*これはレッグウォーマーのボタンだった。
スイッチを押すと足下が暖かくなり、もう一度スイッチを押すと切れる。5分間席を離れた時は自動的に切れる。
13:24
三原 遠くの山に雨雲
13:39
広島駅が近づいてくると、海側にマツダスタジアムが見える。
新幹線はバックスクリーンから、レフトスタンドのあたりに沿って走る。
バックスクリーン裏には
ようこそ、ときめく広島へ。
MAZDA
ZOOM-ZOOM
スタジアム広島
広島には、ときめく何かがあるのか。。。
今年はかぷー女子が話題になった。
少なくともかぷーには、女子がときめくイケメンの若手が多いことは事実だ。
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