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2014年11月25日 (火)

siriの進化 ニフティの会話君

シリが進化したと言っている。
iPhoneを使っていない人は、尻?
と思うかも知れないが、シリ(siri)はiPhoneに搭載されている音声認識の名前。
米国の人が下品な言葉として「あすほーる」という言葉を忌むように、日本人としては、この名前が常用する仕組みに命名されていることへの違和感が消えない。

こんどのシリスゴイね!

などと、往来で言おうものなら、眉をひそめられること必至だ。

iOS8では、シリが進化した。
ずいぶんと認識精度があがり、かなりの長文を一気に喋っても、しっかり正確に着いてくる。

そのシリが会話形式で相談にのってくれるという。
かつて、パソコン通信当時のニフティに「会話君」という仮想会話サービスがあった。
今は「会話がどんどんつづく君」というサービスがあるが、話題に困らないためのネタ集であり「会話君」とはまったく違う。

キーボード入力して話しかけると「会話君」がデータベースの中から、より意向に沿った文章を返してくれた。
その素っ頓狂な返事に笑った。
「会話君」がこんな答えをした。
ということを、僕らパソコン通信仲間はネタにして笑った。
それほど、仮想の仕組みが珍しかったのだ。

さて、シリの出來はどうか。
約束に則って、合い言葉で声をかける。

ヘイシリ!
「ハロー、motoさん」
(100点^^;)

最近、人生について考えるんだ。
「木崎人生についてのweb検索結果がみつかりました」
(0点)

最近、人生について考えるんだ。(再)
「よくわかりません」
(0点)

最近、人生について考えるんだ。(再さらにゆっくり)
「よくわかりません」
(0点)

人生については、自分で本を読むしかない。
つづいて、設問のハードルを下げる。

僕の悩みを聞いてくれる?
「私は質問に答える方がすきです」
(0点)

うまいこと、はぐらかされた。
女性接客のお店で、メールアドレス教えてと言ったら
「私からメールするからあなたのを教えて」
と言われて、またそれか・・
と思った時のようなものだ。

どんな質問をすればいいの?
この返事は女性の声ではなく、画面表示

以下のように指示できます:
(アプリアイコンが並んでいて"康則君に電話"といった例文が添えられている。)
(50点)

晩ご飯なにたべようかな?
「お店がたくさん見つかりました・・」
近隣の飲食店が表示される。
(50点)

そういうサービスではないと分かっていたが
やはり、話し相手になってもらうことはできなかった。

ドラえもんロボットが発売されるのが待ち遠しい。
発売目標だった2010年は、もう過ぎているぞ。

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