« データの消失を防ぐため、空白でないセルを・・・ 長いので割愛 | トップページ | 東京五輪開会式実況アナウンサーという戦い »

2014年12月14日 (日)

ムサコマダム2つの課題を解決したグランツリーで買ったモノ

武蔵小杉は東京・神奈川の人が住みたい町として人気が上昇している。
"アド街"を見ていない全国の皆さんはあまり知らないと思うが、東京から多摩川を渡ると神奈川県。
そこから1km程度西に行った町である。

人気の理由は大きく2つある。

1つは交通の要衝であること。
「武蔵小杉」駅を置いているのは、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京急行電鉄(東急)の2社。
JRには品川から来る「横須賀線」が入線。
近隣には川崎から来るJR「南武線」が入線する「向河原」駅もある。
東急は渋谷に出る「東横線」と目黒に出る「目黒線」
その先は埼玉県まで乗り入れている。

線路はつづくよどこまでも・・・
なので、日本じゅうどの駅からも行けない駅はないのだが、どこへでも速く行けるという利便では群を抜いている。
速く行けるということは、速く帰れるということ。
都心に出かけた際、乗り継ぎで長時間の家路をめざす人を尻目に、直通電車で帰って来られる経路が多い。

2つめは、交通の要衝ゆえに高層マンションが多数整備されており、高級(高所得者)住宅地域となっていること。
現在も新築物件が建造中である。
最近は武蔵小杉に住む婦人はムサコマダムと呼ばれる。
むさい小姑みたいな名前だ。

ちなみに、大半の武蔵小杉をめざす人々は気にしていないかも知れないが、川崎市一帯は活断層がない一帯でもある。
多摩川からは1km程度の距離があり、水害のリスクも低い。
ジョギングコースでもある多摩川土手まで1km程度の距離。
ウォーミングアップ、クールダウンにちょうどよく、ランナーの住居としても好適だ。

そんな人気上昇中の武蔵小杉だが、これまでは3つのネックがあった。
1つは道路が狭い。
その割に渋滞する。
中原街道から多摩川を渡って来た道は、南武線の高架の手前で1車線となり、その後ずっと1車線。
これは、2014年秋に道路拡幅工事ができ、片側2車線となった。
南武線高架の拡幅にはあと2年ほどかかる見通し。

2つめは買い物をするところが少ない。
何でもそろう店といえば、ダイエーしかなかった。

3つめは子どもの遊び場がない。
ムサコマダム世代の子どもはまだ小さい。
この街にはデビューする公園がなかった。

2つめと3つめの課題を一気に解決したのが
2014年11月22日にオープンしたイトーヨーカドー資本のモール「グランツリー」
場所はJRと東急の2駅の中間。
多数の高層マンションが見下ろす中間点。

屋上にはサッカーコート1面程度の庭園が作られた。
「ぐらんぐりんガーデン」という名前が付いているが、わかりにくいためか館内案内板は「屋上庭園」となっていた。
屋上といっても、5階相当。
50階を超えるようなマンションに囲まれると、とにかく低い。

Photo
天候は「晴れ」です

これまで、遊び場に困っていたマダムと子どもに福音だが、
難点は陽が当たらないことか。
太陽の通り道は、すなわち「南に面した一等地」
そこは、高層マンションがふさいでいる。
陽が当たるのは午前中までで、午後からは晴れていてもかなり寒かった。
夏場の高い太陽が来れば、少しは陽が当たるかも知れない。(夏は当たらないほうがいい気もする)

読書家としては、本屋がなかったこの街に「紀伊國屋」ができたことが福音。
雑貨ファンには「ロフト」
ほぼ日ストア(ネット)で買おうと思っていた「ほぼ日手帳2015」
ネットで買うとボールペンと第二おまけが付くが、毎年使わないでしまい込んでいるから要らない。
その点、ロフトで買えば送料がかからない。

今年は予算よりも700円程度安く買うことができ、ほくほくしながら、回転寿司にできた長蛇の列を尻目に、この街を後にした。

| |

« データの消失を防ぐため、空白でないセルを・・・ 長いので割愛 | トップページ | 東京五輪開会式実況アナウンサーという戦い »

サービス」カテゴリの記事