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2014年12月 4日 (木)

佐野元春と3つの彼のバンドの歴史

コンサート会場の切符切り。
荷物チェックはない。
そもそも荷物を持っていないが。
「こちら、どうぞ」
フライヤーが織り込まれた冊子を誰もが受け取っている。
これほど、受け取り率が高い宣伝物は他に例を見ないだろう。

ツアーグッズ売場には行列ができている。
女性トイレにも行列ができている。
こういう時、男は手軽でいいと思う。

ファンクラブの仲間がとってくれた座席は、比較的前寄りの右端。
横幅が広いホールでは、両端席は貧乏くじだ。
ステージに近いとはいえ、スピーカーの影で端に立つギタリストが死角になる。
一方、渋谷公会堂は横幅が狭く、両端でもギタリストの深沼元昭が死角になることはない。

座り心地のいい椅子に深く腰掛けて、しばしの名残を惜しむ。
これから2時間半、ほとんど座ることはできないはずだ。

18:05
開演から5分遅れて、入口係員の数が増えた。
インカムで連絡を取り合っている。

「弁当、残しといてくださいよ」
と言っているのではなく、恐らく、来客の出入りが落ち着いたことや、コヨーテバンドの出陣態勢が整ったことなどをやりとりしているのだろう。

客電が落ち、暗幕があがる。
バンドのメンバーは既に配置に着いていて演奏が始まる。
特段、セットと呼べるものはない。
COYOTE BAND という文字とロゴがライティングで段幕に投影されている。
これならば、予算がかからなくて済む。

元春が現れてカウントをとり「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
この曲を聴いて、ご機嫌にならない元春ファンはいないだろう。
はじめから聞いているファン、Visitorsで入ったファン、いろいろいるが、平均的なファン層が聴き始めた頃の象徴的な曲だ。

今回のツアーは冒頭、初期の曲で始める。
会場によって2曲め以降は異なり、この日は
「スターダストキッズ」
「ダウンタウンボーイ」

つづいてCOYOTE BANDとの曲コーナー

「星の下路の上」
前奏が鳴ると反射的に走りそうになった。
マラソンレースでは必ず、セットリストに入れて行く。
ロックンロールはこうでなくちゃという曲だ。

「夜空の果てまで」
「us」
「黄金色の天使」
「Le Vita e Bella」
「世界は慈悲を待っている」
「ポーラスタア」
「スーパーナチュラルウーマン」
「詩人の恋」

COYOTE BANDは佐野元春にとって、3つ目のバンド。
1980年デビュー当時はHeartland。
1stアルバム「Back to the street」から9作目「The Circle」までを共にした彼らとは1994年のLAND HO!でわかれる。

1997年からはThe Hobo King Band。
11作目「THE BARN」から

2009年からはCOYOTE BAND。
だが、The Hobo King Bandとの活動も続いている。

つづく

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