3分でわかる箱根駅伝 往路
データは2019年大会に修整済みです
■往路
東京大手町を出発し、箱根にゴールする1区~5区 107.5km(復路は109.6km)
1月2日8時スタート。日テレが全国中継する。
■1区
大手町~鶴見 21.3km
箱根駅伝は往路と復路で距離が違うが、それは1区と10区のコースが違うため。
10区は23.0km
スタートから馬場先門までが復路とコースが違う。
大田区蒲田には、かつて蒲田踏切があった。
京急蒲田駅そばの踏切が高架化されたことにより、2012年大会を最後に、踏切超えは見られなくなった。
蒲田を過ぎるとすぐ多摩川を渡る。川の中間点から神奈川県に入る。
■2区
鶴見~戸塚 23.1km
距離が長いため「花の2区」と呼ばれ、各校のエースが出走する。
第37回大会の区割変更により距離が長くなり、エースが配置される区間となった。
補欠登録しておいた選手が当日、配置されることがある。
2015年の第91回大会では、駒沢の村山謙太(ハーフマラソン日本歴代3位の記録保持者)その弟、村山紘太。
→村山兄弟
東洋の服部勇馬(30kmの学生記録保持者)などが登録されている。
2015年の第91回大会では、駒沢の村山謙太(ハーフマラソン日本歴代3位の記録保持者)その弟、村山紘太。
→村山兄弟
東洋の服部勇馬(30kmの学生記録保持者)などが登録されている。
■給水
給水所で給水する。
2014年大会までは、チーム関係者が伴走車を下りて給水することができたが、2015年の91回大会では禁止となった。
1区と6区は給水できない。
■3区
戸塚~平塚 21.4km
■4区
平塚~小田原 20.9km
全10区のうち最も距離が短い
■5区
小田原~箱根 20.8km
山登りの負担を軽くするため、2017年大会より従前の23.2kmから短縮された。
山登りの負担を軽くするため、2017年大会より従前の23.2kmから短縮された。
山上り区間だが、ラスト5kmは下り。
上りのエキスパートが居れば、その選手をここに置く。
上りのエキスパートは「山の神」と呼ぶのが日テレのお約束。
■繰り上げスタート(往路)
鶴見、平塚、戸塚では、トップ通過から10分、小田原は15分を過ぎると号砲が打たれ、前区間選手の到着を待たずに、次の選手が繰り上げスタートを切る。
そのチームは棄権扱いとなるが、オープン参加で引きつづき走ることができる。
■たすき
中継所で手渡すリレー証。
たすきを渡すことを「たすきをつなぐ」と言う。
繰り上げスタートで、たすきを渡せないことを「たすきが途切れる」という。
■オープン参加
繰り上げスタートにより、途中棄権扱いとなったチームが、引きつづきコースを走ること。
優勝・シード権争いとは無関係。
■往路優勝
トップで箱根芦ノ湖駐車場入口にゴールしたチームが往路優勝。
ゴール地点にはスタート標識がひっそりと立っていて、レース以外の日に行ってもほとんど気づかない。
ゴール地点の隣りには、箱根駅伝ミュージアムがある。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
→「3分でわかる箱根駅伝 復路」へつづく
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