3分でわかる箱根駅伝 エントリー
明けましておめでとうございます
しらべるが行くは今年も365日365話。毎日連載。
時々、まとめて読みに来てください。
2015年1月2日は第91回箱根駅伝(往路)が行われる。
箱根駅伝は、学生三大駅伝のひとつ。
ロードレースシーズン開幕から、以下の順番で行われる。
1,出雲全日本大学選抜駅伝
2,全日本大学駅伝
3,東京箱根間往復大学駅伝
2014年10月13日に予定されていた第26回出雲全日本大学選抜駅伝は、台風接近により、大会史上初めて中止となった。
箱根駅伝の正式名称は、東京箱根間往復大学駅伝競走。
関東地区の大学が参加する駅伝であり、全国の大学が出る大会ではない。
■予選会
10月に東京都立川市で予選会を行い、シード校以外の出場校を選出する。
コースは陸上自衛隊立川駐屯地をスタートして立川国営昭和記念公園にゴールする20km。
競技はリレー形式ではない。
標準記録を持つ選手各校10~12人が出場。
全員が20kmを走り、各チーム上位10人の合計タイムで上位6校が出場権獲得。
つづいて関東インカレ総合順位、エントリー数によるタイム調整をして残りの枠を選抜する。
■関東学連選抜
予選会で、チームとしては出場権を得られなかった選手のうち、上位タイム記録者が選抜されたチーム。本戦に出場する。
2013年大会から、1大学1人までとなった。
学連選抜というと、なんだか速そうな選手の集まりのように思うが、実際には、その上にシード校選手、予選突破校の選手がいる。
過去の最高位は4位。
■エントリー
選手のエントリーは、まず12月上旬に「チームエントリー」が行われる。
ここでは、1チーム16人以内をエントリ-。
この時点ではどの区間にどの選手を走らせるかは、申告を求めない。
例年大会会直前の12月末、今年でいえば12月29日に「全区間エントリー」
ここでは、区間毎に選手をエントリー。
16人のうち10人が区間エントリーされ、6人が補欠登録される。
ただし、補欠はレース当日どの区間の選手とも交代出場できる。
主力選手を補欠に置いて、当日に交替させるという戦術がよく用いられる。
■都大路(みやこおおじ)
テレビ中継で選手の経歴を紹介する際、都大路という単語がよく出て来る。
これは京都(都大路)で行われる全国高等学校駅伝競走大会。
2014年は男子が第65回、女子が第26回。
高校野球における甲子園に匹敵する大会である。
だが、高校時代に陸上部で長距離を走っていた人以外はほとんど知らない。
甲子園は誰もが知っていて「漫画甲子園」「ダンス甲子園」といった、高校生の全国大会のネーミングに使われるが、都大路は知られていないので「数学都大路」「ロボット都大路」といったものはない。
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