元旦の朝 年賀状を仕分けする歓び
元旦の朝
一眼レフを持って表に出る。
昨晩、強い風が吹いたようで近隣のしめ縄飾りが落ちている。
拾い上げて元の位置に戻す。
東京は曇り空
すっかり葉が枯れ落ちた桜に向かってシャッターを切る。
あ、こんなところに郵便受けがあった・・・
いつもならば、各方面からの営業のお便り、アルバイトが投げ込んでいったチラシにあふれているその場所だが、今日はステンレスの底がむき出しになっている。
時計を見る
午前10時
今頃、バイクでこのあたりの配達コースを回っているのだろうな。
再び30分後
今度はクルマのキーを持って家を出る。
右手にはレザークリーナーを手にしている。
去年のうちに車体の清掃は終わっているが、長らくシートの手入れをしていない。
助手席の座面、背面にクリーナーをかける。
そういえば、滅多に乗る人が居ない助手席にくまなくクリーナーをかけるのは、これが初めてだ。
それでも、運転席の作業は見送る。
この後に家を出る口実が自分に欲しいからだ。
帰り際、まだ来ていないよな
そう思いながらも期待を込めてのぞきこんだ郵便受け。
輪ゴムで停めた郵便物がみえた。
一番上には乃木坂46の皆さんが
祝2015明けましておめでとうございます
と言っている。
プリンターのDM?かと思ったら、日本郵政の挨拶状だった。
戸口別にまとめた年賀状の上に、この1枚をはさむのが2015年の手順のようだ。
珈琲を淹れ直して、早速仕分けにはいる。
今年は珍しく、主立った相手には年内に投函を済ませている。
いつもは、元旦に届いた年賀状を見て作り始めるが、今年は皆さんがそうしているように、年内に作ってみた。
親せきのおばちゃん
いつも長い文章を書いてきてくれる。
大半の年賀状は「見る」あるいは、来ているなと「確認する」ものであり、読み込む年賀状は珍しい。
じっくり読むのは仕分けしてからにしよう。
「既に出した人」に仕分け
20代、仕事で世話になった長崎の社長さん。
ずいぶん歳は離れているが、とてもウマが合った。
ただ1人、取引先では残っている人だ。
「既に出した人」に仕分け
行きつけの眼鏡店
ついこの間も、転倒して壊れたサングラスを「メンテナンスです」と言って無償で直してくれた。
ただ、これまで返信したことがない。
「返事しない人」に仕分け
空也上人立像スタチュー(このブログ右上の写真です)を買ったメーカーからのダイレクトメール。
日本郵便の年賀状ではなく、私製はがきの印刷。
お年玉つき年賀はがきの抽選は、子どもの頃からの愉しみ。
カルビーの「全員プレゼント」を除けば、生まれて初めて当たったのは、郵便局の切手シートだった。
従って「番外」に仕分け
かかりつけ歯科医
いつもならば「返事しない人」なのだが、考えてみればこれから末永く世話になる人だ。
遠くの親せきより、近くの他人と言うが、丈夫な歯を維持することが、ぼけずに歳をとるには欠かせない。
年賀状が余ったら、返事を出してみよう。
「返事する人」に仕分け
しばらく「既に出した人」がつづく。
皆さん、しっかり年内に書いて元旦に間に合うよう出している。
これまで、いかに自分が非礼を働いていたかが突きつけられる。
年賀状は贈り物だと思う
そのコピーを書いたのは岩崎俊一
2014年はSALUSに連載されている「大人の迷子たち」が単行本になり、楽しく読んだ。
誕生日を3日過ぎた贈り物
クリスマスプレゼントのお返し
あり得ない
来年こそ、日本郵便が「元旦に届けるにはこの日までに投函を」という期日に合わせよう。
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