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2015年2月26日 (木)

さよならファミマの「こだわり牛めし」

食物の入れ替えが行われまして、今日からは白ご飯は買えなくなりました。
そう言われたら困る。
自分が困るくらいだから、きっと周りの誰もが、いや日本人全員が困るはずだ。
断固反対。処置撤回を求める!
そういってtwitterやブログに書く人が続出するだろうし、中にはストライキを企画する人もいるかも知れない。
「毎日食べていたものの供給が止まる」
これは、とても重大なことだ。


朝、いつものようにファミマに入る。
まっすぐ向かったのは平台になっている弁当売り場。
そこにいつもの形を探す。楕円形で小ぶり。一面に牛肉が敷かれているので、すぐにそれとわかる。

「こだわり牛めし」2014年12月2日発売

毎日食べている。平日だけだが。
少なめのご飯に、ほどほどの量で牛肉が乗っている。
タレがぷよぷよした半固形の状態で乗っていて、白ご飯にべちゃりとしみこんでいないのがいい。
恐らく、電子レンジで温めればたれが溶けて、白ご飯にしみ入ってちょうどよくなる。
だが、冷たいままで食べても、何ら味に遜色はない。

紅ショウガもついていて、ほんの少し箸休めもできる。
そして、何より値段が安い。298円はファミマ弁当群の中でも最安値。
費用がかさむ毎日のコンビニ通い。安いに越したことはない。

お昼ご飯は、午後からの仕事を思うと、それほど量は要らない。
美味しいものを少しだけ食べたい。
それが安く実現できると来れば言うこと無し。
それが、毎日食べている理由だ。


しかし、その日、いつもはその姿があるあたりに、見あたらない。
売り切れたのか?
いや、そんなはずはない。
今日は少し早い時間帯だから、この時間に売り切れということはこれまでなかった。

すぐそばでは、新しく届いたバットから店員さんが弁当を補充している。
そうか、来るのが早すぎて、まだ届いたばかりなのだ。
そういえば、過去にも何度かそういうことがあった。

すみません。こだわり牛めしありますか?

忙しそうな店員さんは補充の手を止めて、いくつかバットをめくってみる。
そして、思い出したかのようにきっぱり言った。

「商品の入れ替えで、もうはいらないんですよ」

同じ台詞は、以前セブンイレブンでも聞いた。
以前セブンイレブンにも同様の298円牛丼があり、毎日買っていた。
だが、ある日
「商品の入れ替えで、もうはいらないんですよ」
それを境に入荷しなくなった。
それから、このファミマに流れてきたのだった。


ファミマよ、お前もか。
白ご飯が食べられないとなると、日本国民みんなが困る。
だが「こだわり牛めし」が食べられなくて困るのは、自分を含めて数人だろう。
次はローソンに期待したい。

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