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2015年2月19日 (木)

東京マラソン3日前にすること

東京マラソンの出場者枠は35,500人。
この枠を求めて毎年、全国から多数のランナーが応募する。
2015年2月22日開催、第9回大会の場合、
応募者数は304,825 人
倍率は10.7 倍と公表された。


確率で言えば、今年当たったあなたは、むこう9年当たりません。
従って、本番を3日後に控えた今、しなければいけないことは
「絶対にスタートラインに立つ」
ということです。

今回の東京マラソンが初マラソンというあなたは
「本当に42.195kmを自分は走りきれるのだろうか」
「いやいや大丈夫だ。2014年大会の完走率は96.0%。まさか、自分が 4%のほうに入るとは思えない」
といったことばかりに、気持ちが行っている。
それは、初マラソンを迎える誰もが考えることです。

今回の東京マラソンが2度め以降のマラソンという方は
「自己ベストは出るだろうか?」
「いったいどんな雰囲気なのだろう?」
とわくわくしているでしょう。

しかし、ゴールはスタートしない人には訪れません。
スタートしない人は、応援を受けられません。

東京マラソン以外の大会ならば、万が一スタートできない事態になっても
「来年、出ればいい」
自己ベストは「他の大会で出せばいい」
というだけのこと。
しかし、東京マラソンはそうはいかない。
「去年は直前にアクシデントに見舞われて、走れませんでした。だから、今年も当ててください」
という要望は通らない。

東京マラソンを控えた今、あなたには
「本当にスタートラインに立てるのか?」
という問いかけが必要です。


もしも、交通事故に遭ったら
怪我をした場所によっては、走ることは難しいです。
車の運転は慎重に。
歩行者として道路を横断する時に注意するのは当たり前。
横断待ちをしている時、あるいはガードレールのない路側を歩いている時、飲酒運転の車がつっこんで来ることも想定しておきましょう。

風邪を引いたら
恐らくあなたは、無理をして走るでしょう。
インフルエンザにかかり高熱が出たら
それでも無理して走ろうとするでしょうが、危険極まりないとはこのことです。


いくらリスク管理をしても抗えない不可抗力もあります。
あなたの近親者あるいは、直属の上司や部下に不幸があった場合。
日曜日が告別式になったら、潔く諦めましょう。


最後にレースを走るうえでのリスク管理を1つ。
マラソン講座の読者の方ならば、そういう方はいないと思いますが、もしもまだ、レース中に摂るスポーツジェルを購入していないならば、ランニング用品店に急ぎましょう。
その場合、どのような成分のものを買うかは自分で決めてからお店に行ってください。

そうしないと、お店に行って「東京マラソン走るのですが、お薦めはどれですか?」などとやると、とんでもないものを買わされることがあります。
自分も東京マラソンの時これをやって、ハンガーノックに陥りました。
マラソンを9回走って、ハンガーノックはこの1回きり。

エイドにある給食は、あなたがそこに着いた時には、もうないと思わなければなりません。
もしもあれば儲けものと思っていただけばよいのです。
最低限、自分がゴールまで走りきれるエネルギー補給は、ウェストポーチに入れて持参する必要があります。

ちなみに、次回のマラソンで摂るために買い置きしている品を以下に記します。
これは、ゴールタイム4時間半を想定した分量です。

ベスパプロ(レース30分前)
スポーツジェル×2(レース10分前)
カフェイン入りスポーツジェル×4(5km,15,25,35kmあたり)

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