ハーフマラソンのスペシャルドリンク
折り返してからの5kmは、当初の計画どおり、すべてのラップを6分半に納めた。
ただしそれも、風が追っており、楽をしながらのもの。
古市場陸上競技場を通り過ぎて、河川敷ゴルフ場の防護ネットがトンネルになっている所まで 700m下ると中間点。
すぐに 10.3km で折り返しとなる。
折り返すと、忘れていた風が真っ向から吹き付けた。
あぁ、まだ吹いていたのか。
ここからゴールまではキロ6分以内でいかなければならない。
「風が強いけど頑張って」
「風に負けないで」
コース監視員が声をかけてくれる。
大会ボランティアはピンクのジャンパーをまとっている。
トラック内にいるスタッフはほとんどが二十歳前後の女性。
いや、女の子という表現が近い。
恐らく彼女たちは、派遣会社に招集されたアルバイトだろう。
東京マラソンのようなメジャー大会ならば応募者が多く、100%ボランティアで賄える。
一方、このような小規模大会は、必要人員をボランティアで揃えるのは難しい。
不足人員は有償のアルバイトを派遣会社に頼むのである。
有償のアルバイトと、無償のボランティア。
どちらが主体性をもって働くか。
それは、皆さんのご賢察に譲ろう。
1周めにランナーストップに遭った場所では、前のランナーとの間合いを詰める。
間隔が空くと、そこでストップをかけられてしまう。
ここでも無事、停められずに往くことができた。
コースがかなりぬかるんでいて、まっすぐ走るのが難しい。
今朝、起きてからはずっと晴れている。
夜半に雨が降ったのだろうか。
いや、そんな雨音はしなかったと思う。
3日前に降った雨の名残が、未だに残っているのか。
風で体が進まない。
逆風のせいにして、体が楽をしては居まいか。
miCoach SMART RUNで心拍数を確認。
150
これならば、十分頑張れている。
これ以上、心拍数を上げるのは難しい。
給水所が近づいてきたので、shotz を摂る。
給水所の先にあるゴミ箱に、空き袋をすてさせてもらうためだ。
スタート15分前とここで、合わせて2回。
本番の「静岡マラソン」ではスタート前2個、レース中4個と決めている。
今日の給水は、レプレニッシュをOS-1で割って「R-1」の容器に入れてきた。
いつもならば「グリップ給水ボトル」を握って走る。
だが、一月前にこけた時、e3グリップを持っていたために手がつけず、顔から落ちてしまった。
その反省を踏まえて、両手にモノを持たないことにしている。
それを2つなので、合計200cc。
この量で一度も給水所に寄らず、賄うことができた。
風は時折強く、行く手を阻む。
心拍数が148まで下がっている。
ここは耐えて、折り返し後の追い風に賭けるしかない。
心拍数が148まで下がっている。
ここは耐えて、折り返し後の追い風に賭けるしかない。
ガス橋
新幹線と横須賀線
中原街道
順番にくぐっていくことに専念した。
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